今日は救命措置に関する講義についてのお話です。
先日、サッカー界で衝撃の出来事が起こりました。
試合中、突如選手が、何もないところで倒れ込み、一次心停止状態になってしまった、
という、ショッキングな事件が起こりました。
すぐさま適切な救命措置が施され、緊急搬送された甲斐もあり、
現在は容態も回復方向に向かっている、とのことです。
この出来事の背景で、倒れた選手の所属する代表チームのキャプテンが
世界中から称賛を浴びています。
このキャプテンの選手は、試合途中のアクシデントにも関わらず、
異変に気づくとともに、迅速に選手のもとへ駆け寄り、
倒れた選手が呼吸が続けられるように、舌を飲み込むことを防ぐため、
首の位置を動かし、気道確保の行動に出ることや、
観戦に来ていた選手の妻を慰め、励ましの声をかけること、
さらにはそれだけにとどまらず、救命措置を受ける選手が中継カメラに映り込まないよう、
選手で壁を作り、チーム全員で隠すよう声をかけたのです。
これら一連の行動は倒れた選手のみならず、その家族までを救った勇敢な行動だ、
と世界中から称賛を浴びることとなりました。
話は今日の講義に戻りますが、
今日の講義では、教育現場において、児童や生徒が命の危機に瀕している時、
彼のような適切な判断をとることができる、意識や心構え、
医療プロコトルに基づいた適切な応急措置ができるか、というものでした。
どの職場や環境においても、
いつ、どこでこのような緊急事態が起こるかは誰にも予想ができません。
家族や友人、同僚、教師であれば教え子を救うために
いざという際に備えて、知識を身につけておいてほしいというものでした。
こういった応急処置の知識はいくらあっても損をすることはないと考えています。
救命講習などに積極的に参加していきたい、と思った空き缶です。
皆さんも、隙間時間に救命に関するweb記事などに目を通してはいかがでしょうか。
今日の学びはこの辺で。
ではまた次のブログで。