あるときホームセンターで、トリミングを受けようとしていたチワワが逃げだした。
たまたま現場にいたわたしは「すけだちいたす!」とばかりに駆けつけた。
こちらに向かってすごい形相で逃げてくるチワワを華麗に捕獲。
まるでいきのいいマグロかなってぐらいピチピチ大暴れ。
も、つかのま、わたしの手を噛みちぎり逃げだした。敵も必死だ。
わたしの手からは血がでていたが、飼い主にとっ捕まったチワワは観念したのか、おとなしく連れていかれた。
「普段はおとなしいんですよー」と店員さんにいってた。
私に気づかない飼い主さん。
いや、いいんですけどね。。
女帝あんこ。
彼女は食べムラがある。
若き頃より数ヶ月に一度は食べなくなる。
よく「食べないときはすぐに取り上げましょう」と指南される。
でも実際にこれを実践している人いるのかしら。
食べなきゃ心配で、あらゆる手を使って食べさせてるのではないだろうか。
少なくともわたしは、ウェットを混ぜたり、トッピングをしてみたり、お皿を変えてみたり、少し温めてみたりと、考えうることを実践するものの敗北するタイプだ。
そしてこの数週間、一粒一粒を口に運んでくれたら食べるわよって、非常にめんどくさい期間に入っている。
彼女が食べてるのは超小粒。
ざっと200回くらいお口に運ぶ。
それを彼女は怪しいものじゃないかと、200回確認して食べる。
そして1ヶ月に一度のフィラリア予防の錠剤、これはぺろっと飲む。
なぜかこれは疑うことはない。
水なしで飲みこむので、そのへんの人間の大人より上手だ。
女中おもち。
彼女は重度のアレルギー持ちだ。
手作りフードにしていた時期もあるが、人間の食費を上回るのと、北海道では容易だったタラとラムの入手が栃木では困難で挫折。
アレルギーがでそうででない、ぎりぎりのフードしかなく、痒み止めのサプリも常用している。
このサプリ、苦味が強いようで飲ませるのにとても苦労する。
フードにねじ込んで与えても、上手にだす。
水に溶かす、ペースト状にする、粉々にする、あらゆる方法で試したが、お手上げだった。
なのにだ。
そうたが与えるとちゃんと飲む。
そこになんの苦労も感じられない。
犬好きのわたしもそろそろ猫好きに鞍替えしようかなと思う今日このごろ。