狆の女の子たち、その名もあんことおもちだ。

ふだんおとなしい彼女たちも何者かが来訪すると

「なにやつー!であえー!であえー!」とばかりに吠えまくる。

番犬きどりだ。


お散歩中、他のわんちゃんと出会っても喧嘩腰。

ふたりいれば無敵。

怖いもの知らず。


毎日窓からみえる畑のおじいちゃんとおばあちゃんには吠えない。

できた子たちだ。


しかし私が出かける後ろ姿をみて「バフッバフッ」と低い声をだすと夫が申告してきた。


まさかー!命の源のごはん係にそんなことするはずない!と思ったが、帰宅したタイミングで窓を覗くと、すげー吠えられた。


あ、マスクしてるもんね!ってピンときた。

ので、マスクとった。

勢いは衰えなかった。

すげー威嚇。

侵入者!犯人!親の仇!!!


番犬きどりだ。




先日、ちょっと熱がでたので休日出勤していた夫を召喚した。

パパとごきげんで遊んでいたので、私は部屋を暗くしてのびのびと寝ていた。

するとそうたが「まま…」と部屋に入ってきた。

寝たふりしている私を見下ろし、

「なんでこんなことに…」としずかに呟いて去っていった。



えっ?なに設定?

告知されてないけど、わたし重病なのかな?

もう二度と目覚めないとか?


その数日後「ママ、お風邪治って元気になったよー」というと「よかったぁ!もう起き上がれないかと思ったぁぁ」と。

彼の中でここにつながってたようだ。

それまで私はちょろちょろ動いてたので、もちろんすべて小芝居だ。


ほんと、みんななんなん?