こどもが小さいうちはよくでる話題だ。


大きくなったらなんになるー?みたいな。

幼稚園では七夕の短冊などに願いごととして書く子も多いだろう。



そうたは5歳の七夕の願い事は「早く6歳になりたい」だった。

9月生まれなので、割と早い段階で願いが叶った。

七夕、すげーってなもんだ。



先日、卒園ビデオを撮ったらしく、ここで将来の夢を聞かれたそうた。

「太陽の塔の目のライトをつける係の人になりたいです」



うん。そうだと思った。

一年くらい前も同じこといってたことあった。

さすが、ぶれないおとこだ。


ちょっと前、大阪に初めて旅行にいって、念願の太陽の塔と出会いを果たしたのだ。

いつか一番大きな50センチの太陽の塔の


模型を買うんだと握りしめてきたお年玉。

なんのためらいもなく買ってた。

太い腹だ。



太陽の塔の目のライト、今どき自動でつくんじゃない?

大人げなくいってしまった。

ピンときたもんで。

しかし、ゆずらないそうた。

いや、隠れたスイッチがあるはずだ!と。

さすが、ぶれないおとこだ。



矢継ぎ早にいろいろ提案してみた。


母「アナウンサー!」

子「いいねー!」

母「ピアニスト!」

子「いいねー!」

母「薬の開発者!」

子「いいねー!」


いずれも過去にそうたがなりたいといっていたものだ。

夢は広がるばかり。


母「宇宙飛行士!」

子「いいねー!」

母「電車の運転手!」

子「いいねー!」


非常にリズムがいい。



母「歌って踊る人!」

子「え…、や、それは…、たいへんそうだね」


母「野球選手!」

子「腕…もげるね」


どうしたどうした。

急に地に足ついた。


体を動かすのがあまり得意ではないそうた。

「歌のおねえさんになりたい」とかいいだす私より、よっぽど身のほどを知っている。





この大きい模型は目が光ります。

夜中に光ってると不気味です。