ここで国鉄型特急185系の車内設備をご紹介します。
こちらが座席です。
最近の特急車両E257系などに設けられる座席よりも背もたれが一回り小さく頭まですっぽりと覆うようなタイプではありません。
リクライニングもかなり申し訳程度。
倒せば少しは快適さを得られますが、長時間乗車には向きません。もちろん座面も動くなどということはありません。
各車両に温度計があるのが時代を感じます。
最近の車両にも温度を測るシステムはありますが、車掌室で一元的に管理するため、車内には表示されません。
便所の表記が国鉄風。最近の車両ならピクトグラムですね。
トイレは和式の真空式。金属製というところがまず珍しい。温水洗浄便座とかいう以前に洋式にすらなっていませんでした。
空き缶をトイレに捨てる人がいるのかということは置いておいて田町電車区の表示は懐かしさがあります。現在は東京総合車両センター田町センターとなってしまい、この185系も大宮総合車両センター所属に変更されています。
机はシートバックテーブルです。
ビジネス向けとまではいきませんが、比較的大型で使いやすいものです。
足元はヒーターの関係でかなり狭め。
快速列車であれば妥当ですが、これが特急運用に入ることもあると思うと厳しいですね。
洗面所です。
こちら完全に国鉄の雰囲気。
温かいお湯も出るもので形が今では全く見なくなったものです。
カーテンはロールカーテンと引くタイプのものとでダブルになっています。ロールカーテンは遮光性が低めなので使い分けという意味なのでしょう。
次回は！
横須賀線内大船から先にも通過駅があるこの列車！
いよいよ終点の横須賀に着きます。
お楽しみに。
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