郡山からは水郡線に乗ります。
こちらが水郡線の車両です。
キハE130系という車両です。
2007年から導入が進められた新しい車両ですが、水郡線は全線非電化で気動車です。水郡線以外にも久留里線、八戸線に導入されています。
首都圏で混雑緩和の実績があったE231系の技術を踏襲し、ステンレス軽量車体、広幅車体を気動車にも実現しました。水郡線の通勤混雑緩和を目的に製造された車両です。
ボックスシートが取れましたので、郡山駅で買ってきたお菓子や飲み物を広げ、終点水戸までの40駅、3時間10分の長旅に備えます。
このボックスシート、セミクロスシートもE231系のものと全く同一で背中の角度は90度以上の急勾配、直角よりも前にのめり出した座席で3時間越えはかなりしんどいものがあります。足元は普通列車なので文句は言えません。
郡山を出ると最初に見えるのはJR東日本郡山総合車両センターです。ここには廃車技術があり、ちょうど青函トンネル直通特急として第一線で活躍した485系白鳥の廃車体がありました。
知ってる車両が廃車待ちをしていることもあり、寂しい一幕です。
水郡線は常陸大子までは阿武隈高地の中をひたすら抜けて行きます。しかし、山々の隙間を縫うように走るのでトンネルがあるわけではなく、谷のようなところをゆっくりと走って行きます。
ここのあたりで見えるのは阿武隈川です。
水郡線内は安積永盛と郡山を除いてJR東日本水戸支社の管轄です。エリア的にはJR東日本仙台支社の管内ですが、例外的に水郡線は水戸支社となっています。
駅は簡素なものが多く、大きな自動改札機や駅員のいる駅はほとんどありません。乗務員による精算がメインとなっています。首都圏の小規模駅に見られるようなSuica簡易改札すらなく、車内放送でも「Suicaでご乗車のお客様は乗務員にお申し出ください」とし、基本的には利用不可である旨が案内されています。
だんだん日も落ちてきました。
待合室しかないような駅も。
歩いている人を見つけることの方が困難という状況。夜は怖そうです。
ミニストップのいちごのマーブルケーキ美味しかったです。
暗くなると何も見えません。適当にグダグダ過ごします。
常陸大子に到着です。
次回は!
常陸大子〜水戸駅間!
走行距離が長いワンマン列車だから運賃表がすごい!
お楽しみに。