水戸からも引き続き常磐線です。

E501系です。
JR東日本の新系列車両の先駆けとなった209系を基本として209系の収容力の高さとE217系の高速性能、415系の交直流対応機能を併せ持った車両として1995年にデビューした車両です。3扉車が活躍していた常磐線の土浦〜取手駅間の通勤需要の高まりを受けてこの区間初の4扉車としてデビューしました。
しかし、E531系の導入に伴って2007年に常磐線上野〜土浦駅間から撤退。基本10両、付属5両の15両を組成し続けたまま運用されてきたE501系は水戸以北の常磐線や水戸線への転属となり、組成解除をした上で基本編成も付属編成も別運用となりました。


水戸では品川からの特急ひたち1号に抜かされます。


常磐線の茨城県内の主要駅として土浦、水戸、勝田が挙げられますが、水戸と勝田は隣り合った駅です。水戸は水戸市の中心駅、勝田はひたちなか市の中心駅として機能しています。特急を含めて全ての列車が止まります。


勝田車両センターがある勝田駅の留置線にはスーパーひたち号として活躍し、震災前には上野〜仙台間の特急として第一線で活躍した651系が置かれています。今では一部の臨時列車のみの運用になり、廃車も目前でしょう。


東海駅は東海村の駅です。
日本原電の東海原発がある場所といえばわかる方もいるかもしれません。
東日本大震災では東海第二原発が5.4メートルの津波に襲われましたが、茨城県の津波評価による強化工事やパックアップの冷却装置を多数設置していたことが功を奏し、福島第一原発のような悲惨な事故を免れました。


水戸以北も首都圏への通勤エリア内であり、日立から普通列車で約3時間、特急列車で2時間15分という距離ながら通勤需要は高いようです。そのためか早朝時間帯には高萩始発の上野行きや上野東京ライン品川行きなどが高頻度で運行されています。


常陸多賀に到着です。
特急停車駅でもあります。


今年の秋にいきいき茨城ゆめ国体2019が開催されるようです。


常陸多賀で入浴します。

次回は!
オーシャンビューのすごすぎる温浴施設?!
タクシーの便利さに驚愕しました。
お楽しみに。