米原です。
ここで東海道新幹線に乗り換えます。
N700Aです。東海道・山陽新幹線のフラッグシップとして知られるN700系の進化版のようなもので従来のN700系も全てN700Aに改造が施されています。このロゴマークに大きくAの文字が取り上げられているのは当初よりN700Aとしてデビューした車両でN700AのAはAdvanced(進歩)を意味します。
従来のN700系と比べると普通車・グリーン車ともに静音性能の向上、車内雰囲気の改善、自動販売機の廃止などが主な設備面の改善点です。
今回はひかり530号東京行きの「自由席」に乗車します。
実は高校に入ってから新幹線はグリーン車ばかりで東海道新幹線の普通車に乗るのは実に2年ぶり、自由席は10年ぶりくらいで割と未知の世界です。
こちらが座席です。
着席したのは2人がけですが、空いていたので3人がけ席でご紹介します。
座席は薄いのですが、フィット感はかなり優秀で硬いとか、疲れるといった印象は受けませんでした。リクライニングもそれなりに倒れるので下手な特急普通車を想像していると全然良い意味で違うものです。
3人がけ席では真ん中の席が両側からの圧迫感があるので座席が少し広く設計される工夫がなされています。
机もパソコンはふつうにおけるであろう比較的大きめのものです。かなりしっかりとしたものでこれは最近の車両だなとよく感じるところでした。
コンセントもあります。
普通車では窓側席と最前列席、最後列席のみにコンセントが設けられています。不安定とは言われつつかなり順調に電力供給がなされていました。グリーン車が全席設置ということを考えるとこういうところに差があります。
窓際にはちょっとした小物置き的なものがあります。きっぷを置くには便利な代物です。
男性用小用トイレです。幾分か狭さが解消されたかなと思います。東北新幹線などでは女性専用トイレが設けられているケースがありますが、東海道新幹線はそのようなことはなく、今まで通り、男女共用トイレがあります。N700Aでは温水洗浄便座が採用されています。
在来線特急では次々に廃止されている公衆電話コーナーも健在です。
高速で通過していきます。
この列車は名古屋までは各駅に止まる列車です。
名古屋に到着です。
東京まで新幹線で帰ることはしません。
名古屋では多くの人が乗りましたが、逆に多くの人が降りたので乗車率は変わらずといった感じです。
この日の夜乗る予定だった臨時夜行快速「ムーンライトながら号」は台風12号の影響で運休が決まりました。さて、どうやってこの夜を過ごすか…
名古屋圏内の在来線は20時以降の運転見合わせが決まっています。
次回は!
台風接近で計画運休迫る!
まるで天候は良好?!
お楽しみに。