東京駅に来ています。
今回はここから特急あずさ号に乗って八王子までいきます。

入ってきたのはE257系0番台です。
このE257系は新型特急E353系の導入に伴って2019年春をめどに中央線特急から完全に運用離脱します。
離脱後は東海道線に転属し、踊り子や湘南ライナー、ホームライナー小田原に使用される185系を置き換える計画です。



独特のフォントで描かれる英語の行先表示。
特急あずさ号は主に新宿〜松本間の特急列車です。
今回乗車するのは16時45分発の特急あずさ25号松本行きです。これは東京始発の唯一のあずさ号です。


ここに松本行きの表示が出るのは1日1回しかありません。


高いところにある中央線快速電車の東京駅を出ます。
山形新幹線のE3系を眺めながら特急車で中央線の東京を出るのはなんとも新鮮です。


秋葉原付近でしょうか。
奥には総武緩行線の線路が見えます。
御茶ノ水に向けて両線はだんだんと近づいていきます。


東京から来た中央線快速電車が大きくカーブをして総武緩行線、中央緩行線に合流します。


緩行線の駅です。何やらホーム延長工事中のようでした。中央線ではE257系の離脱にとどまらず、快速電車では現行のE233系に新たにグリーン車を追加で連結し、10両から12両編成になるそうです。その車両改造工事に伴って不足する車両を補填するために常磐緩行線から209系が転属して来ました。中央・総武緩行線では山手線からE235系の導入によって余剰となったE231系500番台が転属して来ています。それに伴って現行のE231系0番台の一部編成と209系が余剰となるため、それらは武蔵野線や八高線に転属し、一部車両は廃車になっています。特急でも運用離脱の他に春からは特急あずさ・かいじ号でひたち•ときわと同様の全車指定席サービスを導入するとしています。

さらに大きく変わるであろう中央線にこれからも注目です。


東京ドームの水道橋なども楽々通過しながら再び大きくカーブして新宿駅に入線していきます。


新宿駅の特急ホームに止まっている東武線から直通して来た特急スペーシアと成田空港アクセスの特急成田エクスプレスが止まっています。これだけで中央線特急あずさ号、東武線直通特急スペーシア号、空港アクセス特急成田エクスプレス号が並んでいます。

あずさ号はいよいよほんとうの仕事場とも言える区間に入っていきます。

次回は!
特急だからこそ気づける中央線の魅力!
短い区間の特急利用が中央線だからこそ多いわけとは?!
お楽しみに。