車椅子に乗り、いざ手術室へ。


胸が張り裂けそうなくらいの緊張にも関わらず、


強がりな私は、笑いながら「頑張ってくるね!!」


なんていいながら病棟を後にした。


手術室に入り、目の前には手術台。


あまりにも周りが無機質過ぎて、ここで出産するんだ・・・と思うと


何だか悲しかった。


手術台に乗るまでは、眼鏡をしていたのにも関わらず、


視界がぼやけ、耳が遠い。


看護婦さんの説明をぼんやり聞いていた。



眼鏡がはずされた。


さらに、夢の中にいるような感覚。



初めての、腰椎麻酔。


「ちくっとしますね。」といわれ、


背中にちくっとした感覚にびびって


思い切り背中を動かしてしまい、


次の瞬間、「はい、動かないでね~」と言われながら、


羽交い絞めにされた。



その後、なんの問題も無く、麻酔終了。



ここ触ってるのわかります???


いや。あまり解りません。


ここは??


そこもあんまり。


麻酔ききやすいんだね~。



そうみたいですね・・・


若干指先がしびれてきました・・・少し効き過ぎじゃないでしょうか・・・


ちょっと頭あげて~。


まさか、麻酔上に上がりすぎて呼吸止まってしまわないだろうか。そんな心配をしながら、


意識を正常に保つために、呼吸することに集中した。



お腹の上で何かが行われている。


もう少しで逢える・・・そう思うと涙が出てきた。


息が止まりそうで、必死で呼吸をする。涙のせいなのか、鼻呼吸ができない。


酸欠感がさらに襲って必死で深呼吸をしようとするがなかなか胸があがらない・・


ここで、呼吸状態が悪くなれば生まれる週間に立ち会えない。しっかり記憶しておかなきゃ・・・


遠のく意識の中、私なりに必死だった。



隣で看護師さんが手を握ってくれた。


「あと少しだよ。ほら、足みえてきたよ!!!」


さらに涙が止まらなかった。


「体全部でてきたよ!!!」


「ほぎゃ・・・」 か細くなく声が・・


うわぁ・・生まれた・・「ありがとうございます・・」  声にならない声でお礼をいった。


その後、大きな泣き声に変わり・・


生まれたてのその子は私の胸の上に置かれた。


泣いていたその子は、私を母と解ってか・・ぴたりと泣き止んで・・私を見つめている。


ちっちゃい。かわいい。生まれてきてくれてありがとう・・・


感動に浸っている中、カメラを持った看護師さんが遠くの方に見えた。


写真とるね!!


絶対私気持ち悪い!!!


後で写真をみたら、


肌は青白く眼が逝ってしまいながら微笑んでいる私とわが子がちょこんと写っていた。


絶対誰にも見せるものか!!




そしてすぐに、ケアするために連れていかれた・・・


わが子は、帝王切開、早産ということで保育器に入れられた。



わが子がいってしまい、私はさらに深い麻酔をかけられ、


お腹の縫合をされていた。


そして、目が覚めたときには、すでにOPは終了して


観察室に帰るところだった。



部屋に帰ると、旦那さんが待っていた。


ほっとした。涙かでた


そして、何かを伝えようと必死にしゃべっていた気がするが、あまりおぼえていない。



旦那さんが、時間になって帰り、一人になる。



体のけだるさと、傷の痛み。


わが子がそばにいないことへの不安。

 

私、本当に生んだんだろうか・・・


朝、起きて、看護師さんと一緒に第一歩行。


あまりの痛さに言葉を失った。そして、貧血。


仕事にとき、あの程度の手術で動けないとか、弱いなぁ~とか


影で言っていた自分を反省したいと思った。


 

結局、子供は3日間保育器にはいっていました。


その間、傷の痛みと、寂しさと、必死に戦っていました。


保育器からでて、自分の腕に抱き、授乳できたときは


本当にうれしかった




自然分娩はできなかったけど、


それでもあなたは


たくさんの人に命の道をつくってもらって、助けられながら、見守られながら、


愛されて生まれてきた子だと言うことを伝えて行きたい。


これから先、

色んなことがあるけど

元気にそだってくれたらそれでいい。


生まれてきてくれて本当にありがとう。















 



8月20日、シャワーを浴び、タオル一枚でリビングをウロウロにひひ

旦那さんから、帰宅するよCOALラブ今日は帰りが早くてうれしいなぁクラッカー

そして、大きなお腹をさすりながら、ベビーに向かって

「もうすぐ逢えるねぇWハートたのしみだねぇWハート狭いお腹でごめんねぇガクリでも元気に生まれておいでよぉキラキラ」なんて話しかけていたら、何か出て来たえ゛!

「ん?シャワー浴びてて水入ったのか?気のせいかなはてなマーク」なんて思いながら、服を着ようと動いたら、

また、出た。大量(°Д°;≡°Д°;)

何これ!?超パニックあせあせ(飛び散る汗)

心臓バクバクあせあせ(飛び散る汗)

破水?破水だわあせあせ(飛び散る汗)きっと破水だと思うけど…

こんなにでたら、赤ちゃん死んじゃうあせあせ(飛び散る汗)本気でそう思った。

巻いてたバスタオルをオマタに挟んで、出来るだけ動かずに、ほぼ裸の状態で、
すぐさま、旦那さんに電話電話電話の向こうの声も若干焦っているように聞こえた。

病院に電話をしたら、「入院になると思うので電球出産の準備はされてますかexclamation & question」との事あせあせ(飛び散る汗)
なんせ、予定日が一ヶ月先なので、準備なんてほとんどしてるはずもなく、「とりあえずある範囲で持って行きます」と伝え、承諾書類と母子手帳、診察券は確実に、後は手当たり次第、鞄に放り込んだあせあせ(飛び散る汗)

落ち着いた後で荷物を見たら、パンツが10枚も入っていてちょっと笑えたうれしい顔
どんなけテンパってたんだろぅあせあせ

そんなこんなで、病院について診察するやいなや、


「う~ん、逆子治ってないねぇ。陣痛来たら大変だし、今から準備しできたら、直ぐに手術したいんだけどいいかなぁexclamation & question」

やっぱり帝王切開ですか…涙バッド(下向き矢印)妊娠が解った時点で、帝王切開の確率が高いよ電球と言われ続けて、ほんとに嫌で嫌で仕方なくて、妊娠中は受け入れる事ができなかったけど、いざとなったらすんなり承諾できましたexclamation我が子の命には変えられないexclamation ×2

「じゃ、今から準備しますね。切り方なんですが、横切りと立て切りあるけど、どっちにします?」


「一般的にはどうなんですか?いいようにしてください…」

そして、手術に向けて着々と準備が進められた…
どうみても失敗する方が難しい太い血管に刺される事三回目で見事大成功ボケーっとした顔
貧血を起こすぐらい注射嫌い大分痛かったけど、頑張れた自分を誉めてあげたい涙
初めて、オシッコの管も入れられたボケーっとした顔剃毛もされ、破水の量も半端ないあせあせ(飛び散る汗)


看護師さんから、色んな説明を受けつつ、準備が進んでいく。


「麻酔は腰椎麻酔です。詳しい説明とかいらないねわーい(嬉しい顔)」

「解りますけど…」

同業者だからって…


まぁ、いいけど…


帽子をかぶって、車椅子に乗って、緊張と不安、我が子に逢える期待感…色んな思いを胸にいざ手術室へ
行ってくるぜ電球中ちゃんexclamation ×2元気なベビーを生んで来るぜexclamation ×2
そしてさよなら…自然分娩泣き顔

続く