8月下旬。

2回目の療育センターに行ってきました。

 

この日は心理士さんとのテストの日でした。

 

心理士さんが待合室にお迎えに来てくれて、ちびに後ろにマグネットのついた動物カードを1枚渡して「今からこのお部屋に行きます。さて、どのお部屋かわかるかなー?」と誘導。

 

ちびは、カードを見た瞬間に「あいしゅ!」と嬉々として発信。

私は動物しか見てなかったので「ん?アイスじゃないよー?」と言ったら、心理士さんが「いえいえ、アイス持ってるんですよ!よく見つけたねー(*^▽^*)」と。

 

ほんとだ。

よくみたらアイス持ってる…!

「ちびすごい!アイスだったね!お母さん間違えちゃったよー」

「あいしゅ…あいしゅ…( *´艸`)」

 

好きなものを見つけられたことと、褒められた嬉しさで、るんるんのちび。

そのあと、ちゃんとその動物の部屋を見つけて「そう!大正解!じゃあ、その動物さんをぺったんしてお部屋にどうぞー(*^▽^*)」と診察室へ。

 

ちびと心理士さんが検査をしている横でアンケートを書きつつ、様子を見るという時間が40分程。

 

出来る子は何事もなく出来るんでしょうが、初めて入る部屋と初めて見るおもちゃと、心理士さんが持ってる検査用のおもちゃが入ったトランクに興味津々津々津々のちび。

 

検査どころじゃないですよねー笑

 

まあでも、あちらもその手のプロなので、あの手この手を使って検査を進めてくれました。

 

私は、声かけたり手を出したら検査にならないので、部屋の壁になったつもりで静観。


ハラハラしてしまう親御さんもいらっしゃるかと思いますが、私の場合は、周りや先生に遠慮したり、ちびの行動を見張ったり注意したりしなくて良いので、逆にとても楽でした(‘ω’)

 

 

一通り検査し終えて、先生との面談の時間。

ちびはお部屋の隅で車のおもちゃやボールを転がすおもちゃで遊んでてもらうことに。

 

 

心「なにか日常生活で困っていることはありますか?」

私「特に困っていることがないのが困りごとと言いますか…」

心「なるほどなるほど。」

私「すみません…本当はもっと危機感をもって接すべきなのかなとも思うのですが、私も主人も『まぁ、この子はこんなもんでしょう』ってのんびりしてしまっていて…」

心「良いと思います!そのおかげで、ちびくんが安心してのびのび成長出来ていると思うので(*^^*)」

私「ありがとうございます…」

 

なんだか、そうは言いつつも『もっと必死に向かい合って早めに療育に通っていたら、もっとちびが過ごしやすくなったりしたのだろうか』と思う部分もあったので、不意に涙がぽろぽろと…そのことを心理士さんにお話ししたところ

 

心「なるほど…でも、正直もう過去には戻れないですし、さっきもお話しさせて頂きましたが、ご両親のゆったりした見守りのおかげで、ちびくんが変な緊張感やストレスを感じずにのびのび過ごしてこられたと思っています。『放置されてきた子』と『見守られてきた子』って違うので。ちびくんはたっぷり愛して貰って『見守られてきた子』だと今日検査して感じました。だから、今までのことよりも、これからしてあげられることを一緒に考えていけたらなと思います」

 

その言葉にも涙が止まらずでした。

ありがとうございます。

なんだか、私のカウンセリングをしてもらいに行った感じに(苦)

 

 

詳しい検査結果は9月下旬なのですが、現段階のぱっと見の様子だと、去年市役所で検査した時よりも+1歳分くらいの成長はみられるとのこと。

発語に関しても、単語が出てきていますね、と。

(「あいす」「はい」「いや」「すーぷ」「よいしょ」「おいしい」「きうい」位、ですがw)

 

 

去年の段階で1歳ちょいのちびが、1歳進歩して2歳ちょいになってる。

のんびりやさんだね、でも、1年分成長したんだね。

すごいね、頑張ってるね。

 

 

もし希望があれば、保育園+週2回のセンター通いをさせてあげると、今の成長+αで伸ばしていってあげられるかもしれないですとの事だったので、とりあえず申込書を手配して頂くことにしました。

 

通いも、今診断を受けている色んな状態の子から申し込みを受けて、その中でちびと似たような感じの子たちが一定数集まって1クラス分作れそうだなってならないとクラス自体が開かれないので、その話は無しになることもあるんだそうですが。

 

まぁ、それならそれで保育園と何か月に1回の診察でのんびりやらせて貰えればなと思います。

相変わらずのんびり構えている私なのでした。

 

 

そんな感じで2時間ほどの検査と面談を終え。

心理士さんが「ちびくんお疲れ様!これで、おしまいです!」と言ったのを聞くや否や、さっさと支度を済ませて出口に向かい、ドアノブに手を掛けながら振り返りもせず心理士さんに「ばいびー」と言って出ていこうとするw

(心理士さんは「あwばいばいも言えましたねw」と笑ってくれましたwww)

 

 

ちびも頑張ったので、少しお散歩してアイスを食べに行きました。

お疲れ様ね。

 

 

夜に旦那さんにも今日のことを報告。

 

旦「まぁ、成長はしてるよね。最近は料理もするし。」

私「そういえばそうだねぇ」

旦「こいつに関して言えば発語がないからそっから先のコミュニケーションとか意思疎通が難しい感じだから、似たような子のクラスを作るって難しいかもね」

私「そうかもしれないね」

旦「まあ、クラスができて通えるならそれでも良いと思うし、だめならそれでいいと思うよ」

私「だよね」

 

やっぱり似たような意見でよかったです。

子育てって、この教育に関する部分が夫婦で違うと結構キツイと思うんですよね。

その点は、我々は殆どズレがないので安心です。

 

これから先、兄妹も増えて、また環境も変わっていく中で、ちびがどんな成長をしていくのか、ちょっと心配もありますが、ゆっくりでも一緒に見守って歩いて行きたいと思います。



お気に入りのタオルケットを敷いてセルフピクニックするちびの図。

ちなみに焼きそばは具なしです笑