弓道でも合唱の発声でも、無駄な力を抜くことは非常に大事です。
弓道で無駄な力を用いると、体力の消耗が大きく、また狙いや矢飛びを狂わせます。
合唱では、声が内側にこもり、濁って低い音程になります。
それで、指導者の多くは「無駄な力を入れるな!」と云います。
しかし、何が無駄で、何が必要な力なのか、その区別が分からなければ、無駄な力だけを抜くことが出来ません。
つまり、力を抜く前に、何がその力の支えとなるのかを見つけ出し、力とその支えとのバランスを調整して、最も安定した状態に成るよう心掛ける事が重要です。
実は簡単なことで、出来るだけ楽に力を抜いてやれば実現できますが、上級者にでもならなければ力を抜くことは出来ません。
それで、力を抜く方法論の「何を支えにするのか」、「力とその支えのバランスを執る結構」と云うものが大事になります。
