誰よりも努力をし、工夫をし、辛抱強くやってきたから、今の自分にプライドが持てると言うのは、違います。

 

他者からの評価も受け、絶えず自己との対峙も行い、誤りを正していく姿勢こそ、私の考えるプライドです。

 

道の先には神が居ます。

神とは人が及び難い存在です。

どんなに高みに達したと思っても、道を究めるのではなく、道を進むために、道のはるか先に居て姿も見えず、声も聞こえない神に、道を先に進むために、頭を垂れ膝ま付く姿勢が必要です。

 

それさえも忘れ、ただ三昧に弓を引くことこそ、上手い下手に関係なく弓の道です。