大学で本格的に合唱を始めたのですが、その頃の私は響きが内側に多くこもり、音程が低めだったのです。

その後は60代になるまで合唱活動はしていませんでした。

ただし、音程が低めで歌っていた自分としての悔しさがあり、長いブランクの間、時折その克服法を探っていました。

 

62歳ころですね、やっと共鳴法が上手くいって、無伴奏で一曲歌い終わっても音程に狂いが無いくらいになりました。

それで、40年ぶりに合唱団に入って歌い出しました。

 

さて、今日は46年前、イタリアのベルカント唱法の本に書かれていた「常に胸を高く保つ」という教えの具体的内容とその効果とがはっきりと分かりました。

 

自分との戦いは、諦めた時が負けとよく言われますね。