弓というのは、手先ではなく両の肘で張り合えれば一人前です。

弓や弦に悪さをして雑味を与えるのが、手先ですからね。

会では、出来るだけ人の意思を働かせないことが重要です。

そして、後は自然の也弓に任せる。

それを、無と云います。

 

さて、今回のテーマの「弓手の中筋」です。

弓を支えるのに、体感から力の気を送る道ですが、左肘の内側で、上から下へ7対3に内分する高さです。

弓手の中指と繋がっている筋です。

 

中押しというのは、思いの外、肘の下の方から押し上げるという感覚です。