射に狂いが出たら、先ず基本を正します。
1、体幹の縦線を伸ばし、深い会相を造る。
2、手先の力を抜いて、リラックスして引く。
3、馬手首に気を付けて、前離れをしない。
1を造る事で2がより良く実現します。
そうすれば、用いる力が小さいので、その誤差も小さくなります。
そして、3によって矢を直進させます。
それでも直らなければ、
1、変更した引き方。・・・自分の引き方が判る様にノートを作り、常に記録、更新すること。
2、弦が伸びて来た。・・・把は高めに保つのが好い。
3、道具を変えた。・・・かけの変更の影響は大きい。特に、弦枕。
4、からだの怪我や痛みなど。・・・会相が小さくなり、緩みが大きくなる。
5、筋力が増し、テクが熟す。・・・例:縦引きを心掛けてしばらく引いていると、上押しが利きすぎて掃き矢が増える。・・・上級者・・・七段か教士辺り。