弦離れしてから弓の納まるまでの時間は短いに限る。
離れて下鉾が的へ突き出し終わるのと同時に矢離れするのが、最良の離れだ。
これを契機に弓返りをするから、弓が納まるまで実に早い。

その上、手の内が好く締まっていて好く力が抜けていると、弓返りの勢いが凄い。

これらの結果、残身での弓の落ちが小さく抑えられる。
今の不言流では、手の内・親指の上端が籐頭と重なる位だ。
まあ、手の内が矢摺籐に掛っていないから、上等だよ。

因みに弓返りは300度ほど。