会の状態で、右目と狙いを付けた矢摺籐との距離は約70cmです。
この距離で1ミリ狙いが狂うと、28m先の的周辺では、40倍の4cmの狂いとなって現れます。
今までの経験でお話しすると、一般的な場合、狙いでの矢所の狂いは、半径6cmの円内に納まると考えられます。
半径6cmといえば、4寸的ですし、霞的では一の黒(半径7.2cm)の内部、星的ならちょうど星(半径6cm)です。
狙いによる矢所の誤差というのは、この位のものなんです。
ですから、尺二(直径36cm)の的に中らない理由は、中る射術では無いからです。
4寸的に8割くらい中るようになるまでは、その殆どが失敗な射ですから、何となく的は狙っていれば十分で、少しでもまともな射を心掛けるのが至上命題なのです。
狙いに拘るとしたら、4寸的に、まあ、8割以上も中るようになってからですね。
銃身通りに弾が射出される空気銃でも撃たせてみれば、的前でほぼ間違いなく4寸的内に着弾が集まると、思います。
また、別な言い方をすれば、霞的の一の黒を外して尺二に中っても、それが不出来な射であるという自覚を持ちたいですね。
不言流の場合は、射術の4段階が段位に対応していますが、同様に具体的な矢所による射の精度でも、段位を規定しています。・・・その段位に相応しい・客観性の高い段位基準。
この距離で1ミリ狙いが狂うと、28m先の的周辺では、40倍の4cmの狂いとなって現れます。
今までの経験でお話しすると、一般的な場合、狙いでの矢所の狂いは、半径6cmの円内に納まると考えられます。
半径6cmといえば、4寸的ですし、霞的では一の黒(半径7.2cm)の内部、星的ならちょうど星(半径6cm)です。
狙いによる矢所の誤差というのは、この位のものなんです。
ですから、尺二(直径36cm)の的に中らない理由は、中る射術では無いからです。
4寸的に8割くらい中るようになるまでは、その殆どが失敗な射ですから、何となく的は狙っていれば十分で、少しでもまともな射を心掛けるのが至上命題なのです。
狙いに拘るとしたら、4寸的に、まあ、8割以上も中るようになってからですね。
銃身通りに弾が射出される空気銃でも撃たせてみれば、的前でほぼ間違いなく4寸的内に着弾が集まると、思います。
また、別な言い方をすれば、霞的の一の黒を外して尺二に中っても、それが不出来な射であるという自覚を持ちたいですね。
不言流の場合は、射術の4段階が段位に対応していますが、同様に具体的な矢所による射の精度でも、段位を規定しています。・・・その段位に相応しい・客観性の高い段位基準。
