起きて茶の間に行ったら、ソファの上に色違いの可愛い靴下が置いてある。
この前、次女が言っていたので、家内へのプレゼントだと、直ぐに気付いた。
地はオレンジとグリーンの2種類だが、プリントされている図柄が色んなワンコで同じだ。
まあ、家内は戌年なので、そうしたのだろう。
でも、家内は猫の方が好きなんだけどなぁ、とも思ってみた。

靴下といえば、私が現役だった一時期凝った事があった。
自分の仕事以外に、業界団体のトップや公職や色んな事を任されて、毎日の予定に会議だとかパーティだとか、講演会などが入っていた時期だった。

当時は、演壇で話す機会が多かったのだが、堅い話だけでは人の心はつかめない。
それで、時にはダークスーツではなく短パンを基調として、色合いの明るいブレザーにハットをかぶって行ったりしていた。
ブレザーの袖口は捲って、裏地の凝った模様がちょっと見えたりする。
そして、その外したコーディネートの決めが、靴下だった。

靴下は、出張などして時間の有る時に色々歩き回って、鮮やかな色違いで柄の同じ物を2足ずつ買って来た。
靴下2・3足で普通の革靴が買えるくらいの値段だったと思う。
それを、例の短パンに合わせて、左右の足に柄は同じだが、色違いの靴下を履くのだ。

勿論、会合のクオリティを考慮して服装を決めるのだが、何も言わなくても、それだけでつかみはOkeyとなるのが、当時の技だった。
特に、二次会でのクラブの女の子たちには高い評価を頂いたと思う。
180cmで、80キロも有る大男が、お偉いさんの中で短パンなのだから、笑える。