今回は第8回「月刊総務サロン」レポートの第2回目となります。

参加された方が抱えている悩みや当日の感想を中心にご紹介します。


参加者の悩み・課題について


大きく分けると3つに分類できました。

総務という職務における守備範囲

社内または部課内のコミュニケーションの向上について

コスト削減

①に関しては今回圧倒的に多かったです。

守備範囲に限らず、業務の優先順位に関して

どのように判断しているかと言った悩みも多かったです。

②に関してはここ数年耳にする機会が増え、

このテーマについて悩まれている方も多いと思います。

「‘総務的’社内活性化術」 をテーマにサロンを

行ったことがあります。

③に関しては総務担当者の永遠のテーマとも言えますね。

特に他社で取り組まれている事例に興味が集中していました。

このテーマに関しても過去に行ったことがあります。

「コスト削減」


THE 総務道






今回のイベントをきっかけに恒常的に

情報交換を行ってください!


参加者の感想


実際にいただいた生の声をいくつかご紹介します。

l 社外の方との交流、同じ業務でもその会社ごとに違う点が分かり、

とても良かった。

l 総務という職種限定で一同に解する機会と言うのがなかなかないので、

非常に良いと思います。今後もぜひ続けて下さい。

l すべてに満足という条件を生成するのは、なかなかに難しいと

改めて実感した3時間でした。

l 総務は会社によって色々であり業務を違うことを再認識しましたが、

新たな体験でした。

l テーマがないと難しいなと感じましたが、他社の総務の方と

情報交換できる機会があるのはとても良いことだとおもいました。

また参加したいです。

l 同じ悩みを持っている方々との交流ができてよかった。

THE 総務道
多くの方に満足していただけた様子

今から次回開催を検討しています(担当より)

終わりに


参加者全員に1回「全国総務大賞」入選作品集

プレゼントしました。

こちらは現在、無料でお渡ししております。

必要事項を記入し、・ご連絡先・会社名・郵送先住所・

「『総務大賞』作品集希望」と明記の上、こちら からお問い合わせください。

興味のある方、他社の施策を見たい方はぜひ

ご応募お待ちしております。


また「総務コンベンション2010」の開催レポート

掲載中です。ぜひこちらもご覧ください。

2回に分けてレポートを掲載しましたが、

雰囲気はつかめたでしょうか。

今回のようにリラックスして行うこともありますし、

テーマを決めて真剣に取り組むこともあります。

ぜひ一度、足を運んでみてください。

スタッフ一同、心よりお待ちしております。

さて、次回は10月後半に行う予定です。

内容は「全国総務大賞」受賞企業による施策発表です。

現場で取り組まれたご担当者にお越しいただき、

施策の背景やその苦労、取り組み内容をお話しいただく予定です。

告知は『月刊総務』「月刊総務オンライン」にて行います。

次回のイベントもご期待ください!


84日(水)に弊社にて行ないました第8回「月刊総務サロン」ですが、

盛況のもと、無事に終了しました。

当日は38の方が参加されました。

これは「月刊総務サロン」が始まって以来の大人数!

今回から2回に分けて当日の内容を報告します。

どんな人が参加しているの?

まだ参加したことのない人にとっては、

どんな人が来ているのか気になるのではないでしょうか。

アンケートを基に簡単にご紹介します。

続きはこちら……

第8回「月刊総務サロン」レポート


事件は会議室で起きているんじゃない、現場で起きているんだ!
そんな言葉がぴったりの月末の話。



こんにちは。「月刊総務オンライン」担当のMです。
先々週は今月9日に発売された、『月刊総務』9月号の入稿日でした。



この「入稿」ということば、実は業界によって意味が微妙に変化するのですが、ここでいう「入稿」というのは、『月刊総務』という雑誌をつくるために必要なデータを印刷会社にお渡しすることをいいます。



さらにいうと、その「入稿」データを元に、印刷所で最終確認用のための見本を刷ってもらい、それを確認して(色校といいます)、問題がなければ必要部数を刷って全国に配本し、めでたく発売!というのが、『月刊総務』のみならず、いわゆる「読み物」と言われる媒体の発売までのおおまかな道のりです。



もちろん、「入稿」をする前に



誤字・脱字はないか。
記事内容に偽りはないか。
デザインや文章は表現規程に則(のっと)っているか。



などなど、入念なチェックを入れたうえで印刷所にデータをお渡しするのですが、それでも最終確認の際にちょこちょこ気になる部分を見つけて修正し......と、印刷をする直前までの調整は日常茶飯事です。



そして、何とか発行した後で「あ゛ぁぁぁ~~(叫)!」という誤植が発覚する、というケースもたまぁ(本当に、たまぁに、です)にあります。



そんな時間とのガチンコ勝負なこの業界、「アクシデント」は憑きものつきものです。
先週の入稿日にもそんな「アクシデント」が、このデスクにべっちょりと、へばり憑いていました。




「原稿が来ない!」



編集担当のYさんがこう叫んだのは、入稿日前日の晴れた昼下がりのことでした。

当初、最終原稿のことかと思っていたのですが、Yさんいわく、「ナマゲンだよ」と。
「ナマゲン」というのは「生(ナマ)原(ゲン)稿」、つまり「なーんにも手直しされていない、チェックもされていない、そしてデザインもされていない、書いたまんま」の原稿のことです。



通常、まず間に合わないスケジュールです。普通、生原稿から編集、デザイン起こし、体裁のチェック、校正、校閲、入稿...という幾重にもわたる面倒くさい工程が待っているのですから。
この時間と手間のかかる工程をたった1日で終わらせろ、と?



ふと前職で、「本当の締め切りは印刷にかける2時間前だ!」とのたもうた、編集者を思いだしました。
それを本気で実行したら、確実に始末書だけではすみません。弁償金という名の大金とおのれのクビが簡単に吹っ飛びます。



とはいえ、仮にその間に合わないページだけ白紙にして発行する、というのも当然ムリな話です。
だってそんなことをしたら、読者に失礼ではないですか!

私だったらまずアワアワする状況ですが、そこはベテランYさん。泰然と構えておりました。


いつも笑顔のYさんですので、内心どうだったのか、その本心は判りかねますが、Yさんはその後デスクにへばりつき、怒涛の勢いでその原稿を完成させて何とか期日に入稿する、という大技をやってのけました。
手は抜かなかったと信じていますが、その日の昼食は抜きだったかもしれません。



編集者根性、おそるべしです。
多分、何度もそんな修羅場をくぐりぬけてきたのでしょう。
それくらいでビビっていては、編集者は務まらないのかもしれません。
チキンハートな私には無理です。
物腰やわらか、温厚なYさんの「できる」顔を垣間見た気がします。



そんなこんなで、編集部の血と汗と少々の涙の結集作、『月刊総務』9月号、8月9日に発売しております。

さて、その問題の記事はどこか?残念ながら教えることはできません。
小誌を購入いただき、編集者の根性と充実の内容をチェックしていただけると、嬉しいかぎりです(こちら から立ち読みできますよ!)。



では、今回はここまでです。次回をお楽しみください!