スティーブ・ジョブズの死から6年近くが経ち、
「最後の作品」であるアップルの新社屋が完成する。
まるで宇宙船のような奇妙なデザインの建物は、
“狂気”を感じるほど精緻につくり込まれ、
隅々にまでジョブズの“魂”が宿っていた。
この地で、アップルはiPhoneの新モデルを発表する。
2017年9月12日に幕を開ける「ジョブズ劇場」──。
その舞台裏に迫った。
（『WIRED』US版2017年6月号掲載の記事より翻訳）
社屋の写真に、素晴らしいインパクト！を受けます。
彼の本を読んだ時に、なんと頑固に自分の思いを、夢を現実化することにまい進する人かと思いました。瞑想を行い、禅宗の僧侶をメンターとして、生き方を追求し、
きっと、何時も理想を具現化せずにはおれない。計り知れない才能を内に秘めながら歩んだ一生を、学生たちに優しく語った、
私たちの記憶に残る素晴らしいスピーチ。
亡くなられて、６年過ぎても、未だそのスピーチは語り伝えられていると聞きます。
彼の設計した新社屋を見ていて、全ての面に優れた才能を持った彼はその才能を使い尽くして天に帰って行ったのだろうかと言うのが、彼に対する私の感想です。
