中東。今、ムスリム文化圏に到底旅行する気にならない。遠く離れた日本から見ていると、何という物騒な国だろう!と、もしたとえ誘われても、「ごめん、行きたくない」と断ってしまう。

そんな中東の伝統的な中東スタイルのお風呂の動画を見て、昔、トルコに旅行した時に、入った公衆浴場がの内部がこの風呂風景と全く同じだったと、懐かしくなりました。

勿論、男女は完全に分かれていることは、言うまでもないことですが、浴槽の代わりに、真ん中に動画にあるような、大きな台が作られていて、その上にごろんと寝っ転がって、とっても大きなおばさんに体をこすってもらうのですが、あとのさっぱり感は、今でも記憶に残っています。

私の旅行した頃、そんな浴場は時代遅れだということで、お客は観光客が大部分でした。

そのトルコが、複雑に絡み合った状況で内戦の形相。その頃は、とても親日的と言われていた国。今のような物騒な国になるなんて考えられないほど、みんな平和に見えました。日暮れ時、街を歩くと、「アラー、アシュラム」だったと思うのですが、神様への夕べの祈りの声が町に響いてきます。比較的戒律の弱い国と言うことでしたが、今は様変わりが大きいようにうかがえます。

ヨーロッパと東洋の架け橋の国が平和を取り戻してほしいと願っています。たとえ甘い!と言われても。

悲惨な目に合うのは、いつも弱い一般の人たちなのですから。

私の経験した浴場はトルコです。この動画と国は違いますが、ヨルダンに多くの難民が押し寄せているのもまた、平和ならざる中東の一部。この辺りは、戦場が至る所にあり、こんな平和な風景は、本の一場面ですが、そこに人々は、平和への願いを込めているような気がします。