当時アメリカで超ベストセラーになった、「エコノミック・ヒットマン」の著者ジョン・パーキンスにインタビューした動画です。

ジョン・パーキンス John Perkins, 1971年から81年まで国際コンサルタント会社Chas T. Mainのチーフ・エコノミストをつとめた。退職後に出版した回想録Confessions of an Economic Hit Man: How the US Uses Globalization to Cheat Poor Countries Out of Trillions(『エコノミック・ヒットマンの告白:グローバリゼーションを利用して貧国から巨万の富を巻き上げてきた米国の手口』)で、この時期の自分の役割は米国諜報機関と多国籍企業の手先であり、「経済の刺客」として第三世界の指導者たちをかどわかし、自国民を犠牲にして米国企業を優遇する経済政策をとらせてきたと告白した。

インタビュー動画が素晴らしくよく纏められて、この動画を見ただけで本を読んだ気になってしまうほどでした。動画の中では、発展途上国のことが語られていますが、途上国だけではなく、著者が語る、企業に奉仕する政府であれば、その手段を使って、世界中でその国の富をアメリカの、アメリカの大企業の為に使っているのだろうと容易に想像が付きます。
エコノミックヒットマンの使う手段は、「金、力、セックス」と言いますから。



翻訳されている本は一冊ですが、次作もアメリカでは出版されているようです。エコノミック・ヒットマン 途上国を食い物にするアメリカ/ジョン パーキンス

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