日本のことわざに
「地震、雷、火事。おやじ」と恐ろしいものの第一番に地震を上げています。現代においては地震以外はそれほどの恐いとは思いませんが、地震は別格ですし、その規模が大きくなっているのではないかと思います。
元自衛隊陸将補 池田整治さんのブログよりにサバイバルのための重要な心得を書いておられますのでご紹介させていただきます。
ネットでは４月１２日に地震が起こるかもしれないと、とても話題になっていました。発生しなくて良かったなと思いますが、誰も未来は保証してくれません。実際に救助責任を持ち陣頭指揮に当たられた方の助言は、とても大切なです。いざと言う時に慌てないようにしたいものです。
地震等サバイバルのための「３・３・３の原則」
（1） 激しい揺れの30秒（自己責任）
地震の最大の揺れは30秒続きます。
30秒間は、自分のことだけで精一杯です。
この間は、自分で確実に生きることを考えましょう。
この30秒間はあくまでも自己責任の範囲なのだと心得てください
とくに就寝中は動けませんから、
タンスはあらかじめ耐震金具でしっかり留めておく。
一軒家ならばできるだけ2階で寝るなど、
ちょっとした習慣が生死を分けることになります。
（2）3分で確実に生き延びる処置（家族責任）
最初の30秒間を生き残ったら、
それは家族を助けること、家族責任です。
まず、ガスなど火の元を断ち、安全な場所に移動します。
普段から家族で話し合って避難場所を決めておくことも大切です。
海岸線地域に住んでいる人は、
高台がない場合は、
路面はガラスだらけと想定し、普段からスニーカー、
運動靴を取り出せるようにしておくことも大切です。
（3）3日のサバイバル（隣組責任）
次に、3日間のサバイバルです。
3日間何とか生き残ることが出来れば、レスキュー、
それまでの間を生き延びるのです。
この間、お隣、近所同士で助け合うことも必要です。
隣組責任です。
普段からお隣のおばあちゃんが、
温かい人間関係を築いていれば、非常事態に役に立ちます。
瓦礫の山でどこに住民が埋もれているかわからないようなケースの
一軒一軒声をかけて捜索するよりも、
「あのお年寄りはいつも南の部屋で休んでいる」
素早く探し当てることができるのです。
実際にこのような些細な情報が役立ち、
いのちを助けられた例がいくつもあるのです。
（4）3週間で自立準備
避難所生活を送ることになった場合、
積極的な「活動」が自立へのきっかけとなります。
トイレ掃除、荷物の運搬など積極的なボランティア活動が、
共同生活を和ませ自立への準備となります。
（5）3ヶ月で集団生活からの自立
3ヶ月の時間軸では、人生の再出発を考えましょう。
避難所を出て「新たな人生」に向かうのです。
人生は多生の縁。
どんな所でもどんな職でも楽しく生きれば、
過去は、つまり人生はハッピーエンドになります。
改めて言います。
日本人が目覚めて社会が向上しない限り、
特に原発事故等の真実は、通常のメディアでは流されません。
また、
しっかり自己判断、
その準備の上で、意識改革し、
元自衛隊陸将補 池田整治さんのブログより
