にんじんが配達されてくると、どうしよう?とついつい思ってしまうのです。
余り好きではない野菜の一つです。生で食べると甘く、カロチンが多く含まれていると言うことで食べると好いことはわかっているのですが。
油との相性も良いとか。
そのにんじんを今日は
表皮も取らず、ピーラーで薄く削ぎ
鍋にオリーブオイルを少し入れ
にんじんを入れ
中火で蒸し煮、3分
火を消し、鍋のまま少し冷まし
その間にいりごまをすり鉢ですり
そこににんじんを鍋から移し
自家製の醤油麹、塩レモンで味を調えて出来上がり。
「美味しい!大成功でした!」
醤油麹の作り方:麹に同量の醤油を入れ、1日1度くらい混ぜて、1週間後には味が慣れてきます。しばらく置いておいても大丈夫です。醗酵し味がまろやかになります。
塩レモン:レモンをくし切りにし、10%の塩を入れて1ヶ月くらいで醗酵し、味が丸くなります。
にんじんは非常にカロチン を多く含んでいます。
ニンジンにはカロテンと言う名前の由来にもなっているくらい、人参にはたくさんのカロテンが含まれています。β-タカロテンは抗発ガン作用や免疫賦活作用で知られていますが、その他にも体内でビタミンA に変換され、髪の健康維持や、視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、そして、喉や肺など呼吸器系統を守る働きがあるといわれています。また、油との相性がよく、揚げ物や油炒め、バターソテーなどのように、共に摂取することでビタミンAの効果が増すそうです。
野菜は皮の直ぐ内側に一番栄養があると言います。皮を剥かずに使いたい物です。母達はジャガイモや小芋の皮を削ぐようにして剥いていました。長い時間がかかりますが、そのようにするのが家庭料理の本道なのだろうと思いますが、ついつい皮を分厚く剥いてしまいます。
塩麹は大流行ですが、私は醤油麹の方が使い道が多いように思います。
塩レモンはモロッコがルーツだそうですが、今回初めて作ってみて、最初思ってた以上に使いやすい調味料になりました。梅酢を利用するのも好いのではと思いました。


