大阪に出たついでに「THE BIG ISSUE]272号を購入、電車の中で読みながら、隣を見ると同じスタイルの雑誌を読んでいるように見えました。洋服が同じものであるのは歓迎できませんが、「THE BIG ISSUE]ですとなんだか嬉しくなります。が、内容が違います。私が買い損ねた号271号を読んでおられます。
272号では、日本は世界一の雪国とか。国土の半分以上の52%が積雪地帯、約2千万人の人々が「豪雪地帯」に住む。こんな例は世界にないという。除雪などの日々の負担が大きい半面、春に解ける雪は地下水を涵養し稲作や生活の大きな恵みともなってきた。そして今、雪をエネルギーとして活用し、積極的に暮らしに生かしていこうという動きが広がっている。
と言う記事で「世界一の雪国」であることは知りませんでした。そしてその雪がやっとこの頃になって”有効に利用され始めたことも。雪の中に貯蔵すると、味が変わらないとか、雪を利用した冷房がとても気持ちが良い、ということなどなど。住まい心地のよい雪国の生活や「世界一の雪国」を活かした土地になっていけば嬉しいと思います。
あらかた読み終えてお隣を見ると、お隣の座席の方も読み終えたらしくありましたので、勇気を出して、交換して頂くように声をかけますと、快く交換してくださいました。勿論、雑誌を売る方からバックナンバーを買うべきでしたが、そのためには、改めて、町に出たときに憶えていて買わねばなりません。そんなことは忘れてしまいがちです。少し心苦しかったのですが。
271号の地域に密着した病院の記事も良いレポートで患者さんのことや地域のこととを考えて作られていると感じます。
アメリカの病院で診察を受けたことがあります。日本のシステムとは随分違いましたが、しかも、今は非常に高価でびっくりしてしまいますが、20年くらい前は、そんなに高価であると感じませんでした(最も旅行者保険に入っていましたが)。そのとき、なんと沢山のボランティアの方が働いているんだろうと、日本との差に、感激しました。そんな制度が、ビックイシュウが取り上げた病院では機能していて、素晴らしいと思いました。

