昨日、小さなサロンコンサートに行きました。キャパシティー60名くらいの会場です。フランスの作曲家、私にはあまりなじみの無い、プーランクが亡くなって50年と言うことで、歌曲、クラリネットとピアノの曲、珍しい小さな子供のための伴奏付き「子象のババール」の朗読。
今、ストーリーテリングの初級講座で、小さな子供達向けの「ストーリーテリング」の基礎を習っています。「子象のババール」の朗読の様に、背後に音楽の伴奏があれば楽しいだろうし、子供達が喜ぶに違い有りません。いつか挑戦してみたいと思いました。
「子象のババール」の朗読はフランス語での朗読でしたが、横の画面に日本語で翻訳されて内容を知ることができました。
オペラやミュージカルの引っ越し公演の時に、横に字幕が現れるのと同じ趣向です。こんな趣向を、能楽や歌舞伎も取り入れたら、もっと楽しめるのではないかと思います。もう古い言葉をそのまま理解することは私にも難しいです。伝統だけでは持続不可能。演者は若くても、所作や台詞がわからないと、若い人たちは敬遠します。私自身は母譲りで芝居やコンサートに行くのは好きですから、約束事は知らなくても楽しんでいます。一度親しんでしまえば敬遠するのでは無く楽しみになります。
素晴らしいプレゼントでした。
来週は、オルゴールコンサート 。ヨーロッパの大きなオルゴールや手回しオルガンの演奏を楽しむコンサートですが、その響きが心も疲れた体も癒やす力があります。オルゴールセラピーという療法がありますが、熱心に推進しておられる、「スイスオルゴール」主催です。
毎年、知り合いから贈って頂く楽しみなコンサートです。
そんな中、友人が、文楽の大阪市が出している助成金が減のを何とか防ぐために、1月公演を見に行くようにと誘われました。こちらは自腹を切って文楽存続に少しだけお役に立ちたいと思って見に行くことに決めました。
プーランク「子象のババール 」you tubeに日本語版。
