今日配達されてきた“ナチュラルハーモニー”野菜の箱を開けると、甘ーい良い香りがしました。リンゴでした。映画「奇跡のリンゴ」 で語られている同じ栽培法で育てられたリンゴが一つ入っていました。
丁度、訪ねてこられたお客様に説明し、三分の一を持って帰って頂きました。素晴らしい香りに早く味わってみたくて、いつもより少し早めの昼食の後、楽しみました。真ん中の種の部分以外、普通は捨てる、皮も芯も全て。口いっぱいに広がる、本物の味でした。
そもそも、自然農法というものを知ったのが映画にもなった原作者の木村秋則さんの本を読み、その末尾に「ナチュラルハーモニー 」が、自然農法の野菜の宅配をしていると言うことを知り、以来少量ですが、そのシステムを利用しています。
掛け値無しに美味しく、瑞々しく、宅配されてからも長持ちする野菜や果物なのですが、私にとっての原点、無農薬自然栽培のリンゴを味わってみたいと言う願いがいつもありましたが、その願いがやっと果たされたような嬉しい気分です。
福島の原発による汚染の時には、購入を中止しようかと迷いましたが、いち早く国の基準より厳しい基準値を作成、それに基づいて毎回検査されたものが届くという安心。基準を少しでも超えたものは、別に数値を公表し、希望者に売り渡すという制度をとり続けています。
私の健康は私が責任をとらないとと、いつも思っています。食べ物が私の体を作って、それを養っていることは疑いようのない事実ですから。だからできるだけ健康な食べ物を摂ることは鉄則ですが、実にしばしば羽目を外しているのも、私の事実です。
今、話題になっている、食品偽装は少なくとも、配達されてくる野菜や果物にはあり得ないと信じることのできる安心をも共に入れてくださっていると思っています。
不思議なのは、産地偽装や、近頃遺伝子組み換えの種を使う農法や使った食品が輸入禁止の方向に向かっているのに、日本は条件を緩める方向に進んでいる。原子力発電所を継続、未だその上に他国に輸出。等々のことが堂々とまかり通っている中で、私の住んでいる地域に有る「阪急阪神」だけが糾弾される?なぜ、この際もっと全ての食品の検査や調査をして、それをメディアが報じないのかしら?と思います。
福島やその周辺に住んでいると言うだけで汚染され、その事実を隠されていると言うことも、アンフェアーな扱いをしているマスメディアは気がついてほしいと思うのですが。
