スイスやアメリカの原発の安全性に対する取り組みのNHKのドキュメントで見ました。

 日本では、悲惨、深刻な事故でありながら、其れを包み隠そう、忘れよう。原子力発電を続けないと、電気代が上がる、停電が、雇用機会が失われる・・・・などと、目先の損失をいかにも深刻な事態発生のように伝えられています。

 スイスやアメリカの原発に対する取り組みの方が、私にはまともで、誠実であるように思います。が、日本では、原則的な方向すら決めること無く(不誠実にも)再開しようとしています。

 滋賀県の知事が関西電力と国から脅された。という記事がありました。脅しがまかり通るとは!まるで紛争の続く最貧国の行為です。

 スイスやアメリカの取り組みを見て、民主主義が未だ私たち日本には根付いていないと感じます。少なくとも、人々の前に納得できる意見に至る議論を誠実に公開しなければ成らないのでは無いでしょうか。