日本では未だあまり話題になっていなかった”中国気功”を留学中の友人のツテで体験しに言ったのはもう20年も前の話です。体験したところは、国立の大病院の気功部門で、およそ1カ月毎日2時間くらい病院に通いました。其のときに貰った冊子「6次気功}の表紙に ”秘”の文字が大きく印刷されていました。
当時、至る所で人々は、太極拳や気功の練習をしていましたし、様々の流派のようなものが有ることも知りえましたので、何故、其れが”秘”で有るのか理解できませんでした。
ウィキリークスのkとが話題になって、私にはつまらないと思えることが”秘”として処理されている事実を知ると、人々は、自分だけが知っていることの優越感に満足し、それを是認するのは自由が無いといわれていた中国などの共産圏も、自由主義だ。民主主義だと思っている国も変わらないことを、改めて知らされます。
もちろん、どんな状況でも、表に出してはいけないことは有りますし、当然なのですが、知らされないで、支配者の都合のよいことだけが、われわれの前に広げられ、それによりコントロールされることのむなしさと腹立たしさ。
そんなことが近頃、私を囲む生活の全てにも有ることを感じています。
