蘇生.net-blog-万年筆2


 引き出しの中から、古い30年以上前に誰からか貰ったモンブランの万年筆が出てきました。書き味がとっても良かったのを思い出しましたが、長年使っていなかったので、使えるはずがありません。でも、捨てたくない。もう一度使いたいと、心斎橋にあるモンブランの専門店に持っていって見ました。


 店にあるのは、とても手が出ない高級品ばかりですが、私の持ち込んだのは、昔は作られていたがという、中級品です。


 そんな品物も、快く修理してくれました。店の人が、ここには、とても優秀なooさんというとても優秀な方がいますからと言うことでした。


 修理ができあがって受け取り、書き味を試してみました。スムーズに書けます。捨ててしまおうかと思ったものが、こうして生き返ると、とても大切なものとなります。手で書く文字は簡単に訂正することが出来ません。この所、読むことが出来るのに書けない字が多く、それを愚痴っていますが、手書きの努力をすることで、防げるのではと。


 それにしても、古いものを、快く修理してくださったお店。ブランドに誇りを持って立つ店員さん。品質の良い物。信用力のあるものを持つことの意味を考えさせられています。


 日頃、有名ブランドを購入することがない私には、新鮮な驚きでした。