新暦のひな祭りに、と想いながら過ぎてしまったけれど、お節句に手軽に飾れるからと、貝あわせを出しています。私はたった一組持っている貝合の貝は、広いところで、およそ11㎝。内部には、十二単の女性と、束帯の男性が書かれています。平安王朝風の描き方ですが、古い物ではないと思います。二枚貝は、決して対になっている物以外は、あわせられないそうですから、お内裏様とおひな様の代わりにして良いかなと思っています。
近くの桃畑の桃は、未だ、つぼみが堅く、もっと、暖かくならないと咲きません。それにしても、おひな様にはどうして桃なのだろうと思います。人形の姿形は、全く、日本風なのですが、ひな祭りの素の形は、桃の花を尊ぶ中国から入ってきたのでしょうか?
おひな様方は、桃源郷で、管弦の遊びをし、歌を謡っていたのでしょう。桃が咲き出したら、そばに飾りましょう。
所で、ひな人形などの顔の艶やかな白い色は、ハマグリから作る”胡粉(ごふん)”であると、最近知りました。数ヶ月から、数年間晒して、あの艶やかな白い色を作るといいます。
昨年、あるところで、貝あわせの遊びをして、パーフェクトに場にある貝をあわせました。貝の外側の模様も、対になっているのではないかと思い、試してみると当たっていました。気分良かったです!!


