普?茶 普洱茶(プーアール茶)

 今年の干支、イノシシを浮き彫りにした、直径20センチ、厚さ2センチの大きな普洱茶(中国製)をもらってきました。12年ものです。同時に6年ものを見せてもらいましたが、もっと、薄い色でした。


 韓国では、今年は600年ぶりの金色の「豕年」で今年子供が産まれると、その子はお金に困らないとか、ということで、昨年はそれに備えて、結婚ブームだったそうで、今年は、ベビーブームになるとの予想をどこかで見ました。


 この写真のように固めて、細工されているのは、とても高価なのだろうと思います。こった箱に入れられているのを見ても、付加価値をつけているのですから。ナイフで削らなければならないほど固いです。


 お正月のご馳走を沢山食べた後、このお茶を飲みましたら、胃がたちまちすっとしました。


原産地

雲南省は 樹そのものの原産地とされるが、プーアル茶も雲南省南部の少数民族ハニ族などの間で古くから伝わるものであった。思茅市普洱ハニ族イ族自治県の1500メートル以上の山間部を原産地とし、雲南省最南部のシーサンパンナ タイ族自治州でも栽培されている。


製法

加熱によって酸化醗酵を止めた緑茶 を、高温多湿の場所に置き、コウジカビ で半年から2年醗酵 させる。醗酵期間が長くなるほど、味はまろやかになる。原則として醗酵期間の長いものほど値段は高くなっていく。6年物、12年物などもある。一方でこの後醗酵によって独特の風味が生じるため、好まれないことも多い。


効用

脂肪 分解作用があるので、脂っこい中華料理 を食べた後に飲むのがよいとされる。

天然サポニンとミネラル類を豊富に含み、肥満、脂肪の溶解、ダイエット効果、消化促進、整腸作用、二日酔い、胃のむかつき改善、血糖値の上昇を抑制、血行促進に効果がある。さらに、増強免疫力(免疫力を強める効果)、抗老化(老化予防)、癌予防、歯を強くする効果もある。

漢方薬 としても飲料される。


歴史

代には南詔 の銀生城(現・思茅市)付近の山地で取れる茶として中国にも知られていた。中国が雲南を領有した 代には普洱茶として広く知られるようになり、 代には雲南からの進貢品に指定され、朝廷でも愛飲された。ラスト・エンペラー愛新覚羅溥儀 も愛好したという。

しかし、文化大革命 によってその手間のかかる製造方法が『大躍進政策』にそぐわないと否定され、一時は中国本土での生産が断絶するほどであった。このとき、多くのプーアル茶が香港 台湾 に持ち出されており、現在もビンテージものと呼ばれるプーアル茶の多くは台湾に存在している。現在では中国でも生産が再開されており、東南アジア、欧米、日本などにも輸出されている。

(ウィキペディアより)


イノシシ イノシシの剥製

 兵庫県篠山市は、冬のボタン鍋が名物です。肉を売っている店頭に、ごろんとイノシシが転がしてあったり、写真のように剥製を置いた店があります。

 身体を温める効用がありますが、傷は化膿するので、其の様な人は食べないようにといわれています。