白花タンポポ 白花タンポポが今年いつもの場所に咲いています。初めて見付けたのは、もう10年以上前で、同じ場所で少しずつ数を増やしてきています。


日本タンポポの1種で白花、数が増えているのが嬉しくて、「頑張れ!」と応援しています。こんな単純なことに喜んでいる私は、どうしようもなく、日本人なんだと思います。

黄色タンポポ 西洋タンポポの増えた理由は、在来種の日本タンポポの方が種の数が少なく、花期も春の短い間に限られているからだそうです。と言うことで、胞子が飛ぶ期間も春だけですから、西洋タンポポの繁殖力には敵いません。

タンポポの種 (Wikipedia)

西洋タンポポが入ってきたのは、西洋人がサラダ用に持ち込んだと言います。葉は、おひたしやサラダ、てんぷらにして食べられます。少し苦みがありますが、春の苦みは薬です。


タンポポの根は地中深く伸びているので、非常に陽性、根を焙煎して、コーヒー代わりに飲むことで、身体を温める作用があると言われています。マクロビオティックのものの売り場にある「陽泉(ヤンセン)」もタンポポの根を煮詰めたもの。私は、タンポポコーヒーとして売られているものより美味しいので、此方の方をほんの時々飲んでいます。


薬効としては、全草を消炎、解毒、健胃、利尿、発汗、催乳薬として用いられてきたとのことです。