ひな祭りの季節です。岐阜県で一月遅れのひな祭りの頃、、満開の花桃の並木に迎えられたのは、昨年でした。
春になり、暖かくなってくると身体がだるいと感じることが実にしばしば有ります。私の場合は、完全に運動不足だと分かっているのですけれど・・・・
桜沢リマ著の「マクロビオティック料理」の冒頭の部分に
健康の7大条件が書かれている
是が、正食行者の資格である。
是がひとつでもかけてはいけない。
これだけの条件が食物だけで得られる。(私には、トホホ)
1,絶対に疲れない!(5点)__徹夜で仕事をしても、何時でもライオンが獲物に飛びつけるように、仕事に飛びつける人。絶対に病気にならない人__
2,ご飯がおいしい!(5点)__何を食べてもおいしい。水を一杯飲んでも、冷やご飯に沢庵でも、おかずが無くても、ニコニコおいしく頂ける__
3,よく眠る!(5点)__長く眠ることではない。横になれば3分以内に眠り、動かず、夢を見ず、時間は4~5時間で起きられ、元気に働けること。6時間以上は惰眠。起きる時間にパット目が覚める__
4,物忘れをしない!(10点)__絶対に物忘れをしない。年と共に記憶力が冴える。必要な人の名前なら、何万人でも決して忘れない。楽に憶えられる__
5,愉快でたまらない!(10点)__朝から晩まで生きていること、それ自らが楽しく、面白く、ありがたく、災い転じて福となす力があり、何をも恐れず、何事も感謝する。敬神、崇祖の心に燃え、恩を忘れない__
6,判断も行動力も万事スマート!(10点)__判断、身なり、生活、行動、全てに秩序があり、スピードがある。即決、神速、朝から晩まで、何か良いことをしなければいられない__
7,決して嘘をつかない!(55点)__約束をゼッタイ正確に守り、時間を間違えず、ウラおもてせず、決して人を疑わず、邪推せず、義に餓え渇く者。 ウソをつく人、約束を破り、ウタガイ深く、欺き騙す人が結局最も不幸になることを、コトバでなく、身を以て万人に分からせること。永久に変わらない誠。真理を守ることに全力を投げ込むこと。不義、ウソ、いつわりのない人生を生き抜くこと。詰まり、全ての仮説、憶測を踏み越え、美しい真実に永久の誠の世界探求を目差して、マッシグラに歩むこと__
ちなみに、著者にとって、7が一番大切なことです。
私は、どれひとつとしてほど遠い生活だと白状します。それにしても、「理想を高く掲げ」というコトバがぴったりの、こんなにもストレートに書いてある文章に、新鮮さを感じてしまいます。(今は頭でっかちの時代ですから、短く、何が何でも良いものはよいとは表現できません)
私にとっても、このままでは肯定できないと思ってしまうのですが、それを敢えて、肯定することが、心地よく、なんだか、そう思うだけで、身が軽くなるようです。

