風邪を引いてしまいました。と言うより、インフルエンザです。


 お正月に軽い風邪症状が出ていたのが、少し良くなったと思っていたら、急に咳き込み、急速に上昇する熱と節々の痛みに、インフルエンザに掛かったことを自覚しました。


 咳、痰と頭痛で眠れない夜を過ごし、ヤット体温計を取り出して計ると、何と、39.9度。ここ何年来、出たことのない高熱。こんな時にも、医者に掛かりたくない頑固者の私は、解熱の方法を思い出そうとします。


 恐れなければならないのは、肺炎。痰は盛んに出るのですが、目でよく見ても血痰ではなさそうなので、先ず、肺炎ではないと自己判断(危ないですがね。肺炎入院の経験があります)。


 解熱によいのは、民間療法では、第一大根湯を飲んで、汗を出すこと。やってみようとふらふらになりながら頑張ることにしました。

1: 3年版茶を沸かす。

2: 大根おろしを60CC位作り

3: 生姜おろしを10%位交ぜ

4: 本醸造醤油を2の約半分入れ

5: 1の熱く湧かした番茶を360CCから550C C注ぎ入れ、

7: 一気に飲んで、布団を被ってやすむと玉の汗が出る。


とのレジメ通り作ったつもりで飲みました。変な味でした。汗が出ません。熱は下がりません。


 此所で、使った水のことを思い出しました。虫歯予防のために作っておいた、フッ素1%の水をペットボトルに入れておいたのを使ってしまったのです。本当に、何と言うことでしょう。この時には、マジで高熱で頭いかれてしまったのでは自分に心配しました。


 此所で、自然治療かの先生に電話でご相談いたしました。

 高熱の場合は、大一大根湯を飲んで、風呂に入り運動して汗を出すか、水風呂に入るかだと教えていただきました。


 大根湯はもう一度挑戦したくない気分でした。


 水風呂は、欧米では子供が高熱を発したとき、お母さんが子供を抱いて水風呂に入る療法で、解熱させることを読んだことがあります。大いに勇気が要ることですが(頭の中で水の冷たさを想像してしまいます)、元気なときに水風呂にはいることは経験したことがあります。


 思い切って、まるで寒修行の気持ちで、水風呂に入る決心をしました。水を風呂桶に入れますが、外気は0度近いから、少し自分を甘やかし、井戸水温度にと、湯を少し足した17度位にし、入りました。入ってみるとそんなに冷たいとは思いませんでした。気持ちがよいという感じです。一度には熱は引きませんでしたが、徐々に、徐々に下がり始めました。有り難う。自然治癒力さん。


 人間の身体には自然治癒力が備わっています。高熱はヴィールスを殺すために身体が発する武器なのですから、思いっきり信頼して、熱さんに闘って貰うようにという考え方に基づいた治療の仕方です。


 この時は、食欲が全くありませんでしたので、水分補給のみで3~4日過ごしました。お正月以来、異常食欲があったのは、この様な病を引き起こすひとつの原因であったと思います。

玄米クリーム、玄米粥、今日、1週間ぶりにごはんをいただきました。おいしいでした。ホントにごはんがおいしいでした



 お仕事をしている方には、こんな療法は無理と思われるでしょうが、アメリカの友人は、風邪で医者に行くと、普通は、「家に帰ってゆっくり休め」と、言われるだろうと言います。せいぜい、アスピリンを飲んで寝る位なのでしょうか。熱を取る方法に、ホッとオレンジジュースを大量に飲むというのもありました。(ツエ記)