宍道湖にて  夕日

 イギリスのエリザベス女王の2005年、クリスマスメッセージはとても印象深く読みました。

 

 「世界が体験した天災は、曾て経験したことのない程酷いものでした。インド洋一帯を襲った津波は空前のスケールで人々の命を奪い、多くの物を破壊しました。秋にはカリブ諸島に多くのハリケーンが襲い、中でもニューオルレアンの惨状。インドとパキスタンを襲った巨大な地震。


そして、ロンドンで起こったテロを語り、この年は、我々にこの世界が如何に難しい世界であるかを知らしめたが、其れでいて尚、この世界が我々の住むたったひとつの場所である。


 私はこの時にこの時代と次の世代のために、単に我々の宗教と言うことなく、友好と平和の為に共に働くことが出来ると信じることが出来る」と語っておられる。


 「この世界が我々の住むたったひとつの場所である」と考えると、そこには、自ずから、何をなすべきかという答えが与えられるのではないかなと、そんな気持ちで読みました。


 この一年、個人的にはブログに書くという思いもかけなかったことが始まり、其れがかなり楽しいことであることを知りました。其れは、単に自分が書くと言うよりも、多くの方のブログを拝見するという楽しさでもありました。


 新しい経験は、新しい視点を育てます。今迄何気なく見ていたことを少し注意深く見ている自分を発見しました。怠けさせて、昨日萎縮してしまっていた身体機能を復活させることが出来るとても素晴らしい機会でした。


 こんな機会を与えてくださって本当に有り難う御座いました。


 では、皆様、良いお年をお迎え下さい。


 


 


 

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