1999年、11月21日の日記から。


何に刺されたのか指の腫れが引かず彼が病院へ。

処方された大きな薬の入った袋をかかえてションボリ帰ってきた。

血糖値420糖尿病と診断された。

飲み始めれば一生、そう言われる血糖降下剤を目の前にして彼が悩んでいた。


長いアトピーの経験から皮膚が過敏で化粧品や洗剤を吟味しながら、なるべく自然な暮らしを心がけていた私は、そのころ1990年に出会ったEMの関連で「食養生」という本を読んだばかり。


時々、玄米をいただいたり、自然食に興味があったから、薬を使うかどうか迷う彼に楽天的に‘飲む前に試してみたら’といってみた。

なぜか素直に従う彼を見て、その落胆ぶりが痛いほどわかってわたしもしょぼん。

だけどけどがっかりばっかりしてられな~い。


医食同源!

食は命!

玄米菜食で糖尿病を克服!

アメリカだぞ?

何処で食材を調達する?

ん~、とにかくがんばらなくっちゃ!


その夜、ありあわせで菜食のスタート。


メニュー


●ざるそば、薬味に冷凍していた柚子と、いただいた紫蘇

●なっとう(残念ながら冷凍)


こういうわけだからもちろん食欲はない・・・

専門医の予約をあさってに控えてちょっとだけ食べておやすみ~。


こざわ 博樹
エコロジカル・メディスン 食養生―自然食とEM‐Xによる新たな抗酸化療法