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言うやいなやヒューゴが切り掛かる

「くっ・・・・・・!」
かろうじて防ぐが衝撃が凄まじかった

(これがベルセリオス?)
とシャルティエは考えるが詮索は後回しにする

「坊ちゃん来ますよ!」

「あぁ、行くぞ!!」

今度はリオンが切り掛かるがこれも防がれる

「・・・はぁっ!」

と左手に持っていた短剣を突き出す

「ふん!!」

ヒューゴは防ぐが目の前にリオンはいない

「・・・幻影刃!」
リオンはそう言うとヒューゴの背後から短剣を突き出すように突進をする

「ぬぅ・・・・・」
ヒューゴは避けるが腹部に掠ったらしく呻いた
リオンは更に攻撃を続ける

「虎牙破斬!」
ヒューゴを切り上げると空中で切り付けを行う
着地して更に短剣に力を込める

「・・・・・双牙斬!」
シャルティエで切り付け短剣を力の限り振り上げつつ飛び上がる

ヒューゴはうまく防いでいるが頬にかすり傷ができていた

「終わりか?ヒューゴ!」
着地してリオンは言い放つ
ベルセリオスを持っていようと力を出せなければ勝てると思っていた

「・・・・・くくく」

「?」

「・・・はははははは」

突如笑うヒューゴ
その様子がリオンを腹立てる

「何がおかしい!」

「お前の実力がその程度だと思ってな、くくくっ・・・」
「なら終わらせてやる!」
リオンはそのままヒューゴの胸に向けシャルティエを突き出す

が、何故か届かなかった

「何!?」

「・・・・・ぬぅん!」

ヒューゴが言うと全身から黒いオーラがほとばしる

「では私の番だなリオン・・・・・」
そのままヒューゴの周りにオーラが収束していく

「!? くそ!」

リオンは詠唱を阻止しようと切り付けるがまたもや剣は弾かれる

「・・・・・ホーリーランス!」リオンに向け光の槍が発射される

「くっ・・・・・ストーンウォール!」
目の前に岩の壁が出現し防ぐが残りの三本は当たる

「ぐっ・・・・・」

「坊ちゃん!!!」

シャルティエは叫ぶがヒューゴは攻撃の手を緩めない
続けざまに切り付けてきた

「その程度か・・・?呆気ないぞリオン・・・?」

「くそ、ぐっ・・・・・」
リオンはなんとか防ぐが腕に力が入らない

(これが同じソーディアンなのか・・・・!?)

と感じるがヒューゴは立て続けに攻める

「ふん!」

「ちっ!」
二人は距離をとり詠唱を始める

「ジャッジメント!」
リオンに向け光の雨が降り注ぐ
そしては自身の使える最強の術で迎え撃つ

「・・・・・・ブラックホール!」
宙にあらゆるものを飲み込む空間が出現する

リオンは全神経を集中させるがその規模が小さくなっていく
対するヒューゴは今だに無数の光雨を降らせている

(馬鹿な!?いかにベルセリオスだろうとこれだけの術を使えば晶力を消耗するはずだ!)

しかしいまだに術は持続している
ブラックホールはついに消滅した

「なっ!?」

「・・・アンビバレンス!」
続けざまにヒューゴが術を放つ

ヒューゴを中心に魔法陣が広がりリオンを捕らえ闇色の雷が落ちる

「ぐぁっ!!」

「坊ちゃん!!!」

リオンはそのまま壁に叩きつけられる

「・・・・・逃がさないように閉じ込めておけ」

「はっ」
男の一人が返事をしリオンに近づく

「く・・・そ・・ヒュ・・・・ー・・ゴ」
「坊ちゃん!坊ちゃん!!」

シャルティエの呼びかけも空しくリオンは気を失った・・・・・

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