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リオンはひたすらに歩いていた

ここはオベロン社秘密工場跡地
かつてはここでレンズ製品などの製造、加工を行っていたのだが今では廃墟同然の状態である

「ヒューゴ達はどこにいるんでしょうね?」
とソーディアン・シャルティエが呟くように言う

「さぁな
だがどこかにいるはずだ」とぶっきらぼうにリオンは返す

いつものやり取りなのでシャルティエは気にしていないが

先程から工場内の洞窟を散策しているが人一人はおろかモンスターばかりに出会う

「しかし、ヒューゴめ・・・・・一体何を企んでいる・・・」

ヒューゴ

それは自分の父親である名

だがリオンは幼少の頃から愛情というものを受けずに育ってきた

親子というより上司と部下の関係のほうが近い

「そうですね・・・・・僕にも何が何やらで・・・・・」

リオンにとってシャルティエは自分の友でありパートナーと言うべき存在

普段は素っ気なくしていても自然と話には耳を傾けるのが常であった

「奴の考えることはわからん・・・・・
今は奥を目指す
ヒューゴもそこにいるはずだ」

「そうですね、では急ぎましょう坊ちゃん」

「あぁ」

リオンは歩く歩を早めた

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