20年以上前の母親からの手紙


新卒で働いてた頃、精神的にも疲弊し、楽しい事も美味しいものも感じる事が出来ない出来事と時期がありました


そういう経験のお陰で心理学や人の心や脳に凄く興味を持ったので、今となればその経験も良い意味で受け入れられますが、当時の私には全くの状態でした


久々、断捨離していたら、当時の落ち込んでる時に貰った手紙が出て来て


懐かしいと思いながら


当時この手紙に救われたので、落ち込む事がある時は見れる様にこれは大事に取ってます


相田みつをさんの有名な詩ですね


誰か今心が疲弊している人が居たら、この詩は本当にオススメです


当時を振り返ると私を傷つけた人が、その出来事から数ヶ月後に私に直接『お願いだから、恨まないで欲しい。本当にあの時は悪かったと思う』と言いに来ました


私は???????

大きく傷ついたのは事実ですが、意味がわかりませんでした


聞いてみると、私を大きく傷付けた出来事の後、日々の起こる出来事が散々だったらしく、こんなに日々悪い事が続くのが怖かった様で恨まれてるんじゃないかと感じたらしいのです


この時、恨むも何も傷付いたけれど嫌いになったりも何もなく自分を整える事で精一杯で本当に意味がわかりませんでした


ただ、その出来事があった時、凄く悲しんでる気持ち、自分ルールではありますがそういう事はしてはいけない事を執拗に伝えていたそうです


しかし、思いました


因果応報とはこういう事なのかな?


自分がやり返さなくても、自然と出来事に見合った事が起こっていてそれがお互いの学びに繋がっていました


今でもお互いに何でも話し合える仲となったので、本当にお互い傷つきながら学んだ事は無駄にはなっていないと思います


出来事の後、恥ずかしい位に怒りや悲しみを感じなかった事にしなかった事、最終的に相手を許した事が一番の自分への救いでした


この出来事のお陰で


時間薬も利用して、当時の誤解やお互いの状況等を含めて当時のお互いを許してあげる事でお互い救われるという経験は私の中では素晴らしい心の修復作業だと感じててます


だから私の周りにいる人は皆いい人なんです


過去の許せない出来事をお互い許せる時、ありがとうねって自然と出てきた様に思います