カタツムリの這い出す時期である。


梅雨前線が日本を覆い隠し、おお、梅雨かい?と思いきや、あっという間にそろそろ夏の兆しの見え隠れしだした今日この頃。

最近の日本は一体全体どうなっているんだろうね?


ご機嫌いかがだろうか?

お久しぶりの俺である。


さて今日は一風変わった風情でお届けしようと思う。

ここはなりきり日記である。

だがしかしリアルな現実でもあるのだ。


今日の俺は古泉より年上として描くのであしからずご了承願いたい。



OK??



最近めっぽう古泉の毒けがなくなり、平穏無事、順風満帆に過ごしている。

そろそろ倦怠期だのなんだの言う時期も通り過ぎ、もうそろそろ空気みたいな存在とやらに俺的には落ち着こうと模索しているんだが、古泉はいつまでたっても新婚気分である。

ああ、俺の方が古泉よりずいぶんな年上なんだ。


そんな古泉は・・・・・まぁ、かわいいっちゃーかわいい。


先日、古泉に某ゲーム機を買ってもらった。

いやプレゼントされた。

今俺の手元には限定品だという本体が俺名義であるわけで。


この年になってP●Pを恋人にプレゼントされるとは夢にも思わなんだが、なんだこれ、おもしろいな。


ゲーム機というものは無くても生活に差しさわりがないものと認識しており、いまさらほしいと思ったこともない。

つか、最近のゲーム事情にことごとく疎い俺である。

いまさら使いこなそうとも思っていなかった。


ただ、古泉がよいしょよいしょとなんやかんやいじくりまわしているのははたから見ていてほほえましいものである。

恋人がなんかしていたら気になるのが人情だろう?

ちょこーっといじらせてもらえればよかったんだが。


諸君も想像してほしい。


年下の恋人が、まだまだ少ない稼ぎを自分のためにつかってくれたものである。

古泉の非常にかわいい『どや顔』を皆様にもお見せしたかったね。

そりゃゲーム機という珍しいものをもらったことも確かに嬉しいのだが、何より古泉の気持ちが嬉しい。

まだまだ高い買い物であっただろうに。


俺は高価なものはいらん。

必要ならば自分で買うし、一応微々たるものではあるが稼ぎもある。


かなり年下の恋人を持つに当たり、正直しんどいこともたくさんある。

古泉をガキだと感じたり、自分の年齢やらにコンプレックスを抱いてみたり。

ケンカもするし、正直対等ではないのではないかと悩む時もある。


だが。


こうして俺の方だけを見て、毎日成長していく古泉を見守るのは悪い気はしない。


身長はもう越されてる。

非常に残念ではあるがそれは会ったときから。


亀の甲より年のこう。

いくらなんでもまだまだ精神的には俺の方がうわ手であると思ってはいるのだが。


いつかぬかされる時が来るんだろうか?


そうなると悔しいので、体裁だけでも取り繕っておこう。

もうしばらく成長は俺の下まででとどめておいてほしいと切に思う。




これ以上惚れさせられるのはご免だからな。