海外在住・国際結婚 我が家の夏の過ごし方

時差ボケで早起きして、甲山大師さんへお参り。

6月20日に娘の小学校が夏休みに入ったので

その翌週から２週間、娘と二人で日本へ帰っていました。

この暑い夏の時期に日本へ行くのは

大きな理由があるんです。

それは、小学3年生の娘を

アメリカの学校が夏休みの間を利用して

日本の小学校へ「体験入学」させるため、です。

この体験入学制度は、

日本国外に住む子どもが一時帰国する際に

日本の学校生活を体験することができる制度です。

受け入れ基準や条件などは

特に法律で定められているわけではなく

各教育委員会や学校によりけり。

わが家は去年初めてこの制度を利用したとき

同じ市内の２校に問い合わせして

体験入学期間が１週間では短すぎる、と

難色を示す学校と、そうでない学校がありました。

難色を示す方が、いとこ達が通う学校だったので

何とかお願いして受け入れてもらい

娘はいとこ達といっしょに通うことができました。

同じ時期に、去年はアメリカから

今年はフランスから一時帰国中の子が

別の学年に体験入学していたようです。

娘は日本語はペラペラではありませんが

去年の夏を日本で２週間ほど過ごしたのが

励みになったようで

この一年で日本語がとても上達して

ある程度の日常会話はこなせるようになりました。

体験入学も楽しんでいたようです。

（給食と休み時間を楽しみにしていました＾＾）

学校最後の日。お別れ会をしてくださいました。

このように

国際結婚をして海外で住んでいても

自分の子どもに日本とのつながりを

経験させてあげられるのは

ありがたいな～と思います。

ちなみに

夏場の航空券の値段はめちゃ高いですが

インターネットの格安航空券検索サイトで

航空券＋ホテルの組み合わせを利用すると

航空券のみで購入するよりもお得ですよ～♪

私はトラベロシティ＜https://www.travelocity.com ＞

で日本行き往復航空券と神戸みなと温泉蓮１泊を付けて

往復航空券のみの値段と変わらない値段になりました。

（付けるホテルによっても値段は変わります。）

あと、日系の旅行会社が毎年2月ごろに

日本行き航空券のビッグセールをするらしいので

次回はそれを狙ってみようと思います。

主な日系旅行会社 例：

HIS USA ＜ https://flights.hisgo.com/ ＞

IACE ＜ https://www.iace-usa.com ＞

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あなたで良かった。と思えた出来事。

ギプスした腕をビニール袋で包んで

服を着たまま波に飛び込んでいく娘。

波の底にある貝殻をいつまでも飽きずに拾い続けてる。

ただただ思いっきりこの瞬間を楽しんでる姿を

微笑ましいと思うと同時に

尊敬する気持ちが強く湧き出てきた。

こんなにあれこれ考えずに

やりたいことをやるガッツ、私には無かったな。。

私と性格が正反対で（パパの血を引いてる！）

娘のことが理解できないときもあるし

ぶつかることもしょっちゅう。

憎たらしいと思うときもあるけど

この姿を見てたら、娘が娘で良かった。って思えた。

そして

パートナーや子どもって

自分でも気づかない自分の内面を映し出してくれる鏡で

正反対だと思えるところも

実は押さえ込んできただけで

私の中にもあるんだということも気づかせてくれた。

そばにいて

私の痛いところ、癇にさわるところを

グイグイ突いてくるのは

こんな生き方もあるんだよって

体を張って見せてくれてるんだ。

おじいちゃんに会いにきた父の日に

いちばん心に響いた出来事。

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ラッフィングガス（笑気ガス）で歯の治療

娘に初めての虫歯ができました。

治療の前日に、歯医者から連絡があって

治療には、子供の不安を取り除いて

リラックスさせる laughing gas 

（ラッフィングガス、笑気ガス、亜酸化窒素）

を使用することを知ったんです。

歯科検診。ライトが眩しくないように、サングラスを貸してくれる。

目の前にはTVで子供の番組を見せてくれて…至れり尽くせり。

この笑気ガスは、保険適用外で

その他治療費合わせて２５０ドル

（約2万7千円くらい）負担とのこと。

保険使ってもこれだけ負担するもんなの？！って

アメリカの健康保険のシステムは

ややこしいので、夫に聞いたんです。

そしたら夫は、保険や費用のことよりも

笑気ガスを使うことに大きく拒否反応を

示したので、治療は一旦保留。

他の歯医者を探すことにしました。

近隣の町の小児歯科を３件調べて

問い合わせてみると、どこも笑気ガスを使うとのこと。

インターネットで笑気ガスについて調べてみると

「very safe mild sedative」

（非常に安全で刺激の少ない鎮静薬）

で、治療の後にピュアな酸素を吸わせることで

身体からガスを取り除くそうです。

どのサイトも安全性をうたっているので

(本当か、疑う気持ちはあるけど)

これだけどの小児歯科でも一般的に使用されていて

歯を削られる時の娘の不安や恐れを

払拭できるのなら、いいかなと私は思ったんです。

でも夫は断固反対。

そこで、イマゴ対話をしました。

＊Mirroing (ミラーイング)

・基本的に医療、薬品業界を信用

　していないし嫌悪感を抱いている。

・子供の歯の表面をちょっと削るくらいで

　笑気ガスを吸わせてラリらせるなんて

　反対だ。

・腕の良い歯科医なら、そんな安易な

　方法に頼らずに治療ができるはずだ。

そんな彼の考えや思い、価値観を

ただただミラーイングをしながら聴いて、受け止める。

そして彼が話終えたあとに

So, what I heard you say was…

あなたが今言ったことは…

と、彼が話した言葉をまとめ（要約）て、

こう言うことよね？と私が正しく聴けたか確認します。

＊Validation & Empathy

（あなたの意見はあなたの観点から見れば正当だと認める＆共感する）

そして

そうね。医療・薬品業界って

信用できないし、安易に笑気ガスを

子供に与えるなんて、嫌なのよね。

わかるよ。

こうして彼の意見や気持ちを受け止めたあとに

私の考えを落ち着いて伝えておきました。

それだけ。

意見の押し付け合いはせずに

お互いの考えを遮らずに

じっくり聴いただけ。

そしたら翌日夫が言いました。

笑気ガスの使用が一般化している現実は

残念ながら認めざるを得ない。

自分が最も信頼する歯科医に

お勧めの小児歯科を教えてもらった。

この小児歯科医と会って

笑気ガスが絶対必要というのであれば

受け入れて治療を進めようと思う。

歯科医を変えることで夫が納得するのなら

それで良いわって、思いました。

私も夫も、一番大切なことは

信頼できる、腕の良い歯科医のもとで

娘（息子も）の治療を受けること、で

一致しているんだから。

夫に、新たな歯科医院へ変更する手続き

を任せて、娘の歯の治療を進めることにしました。

こうして

私と夫の意見が大きく異なるところから

対話を通して、お互いが受け入れられる

解決策が見つかりましたよ＾＾

自分の意見をしっかり聴いて、受け止めてもらえたことや

どちらが正しいとか、正しくないとか

間違い探しや正当性の主張、勝ち負けに

とらわれずに受け止められたことに

お互いに感謝して、気持ちよく歩み寄れたのでした。

やっぱり、相手の話を遮らずに、丸ごと

じっくり「聴く力」の効力ってすごいですよ～！

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