長文です
明るく天真爛漫、喜怒哀楽もはっきりしている次男4歳児。
離婚当時、次男は2歳で、離婚後、最近まで特に父親について話すことはありませんでした。
しかし先日
一人遊びをしていた次男が
突然こちらへやって来て言いました。
次男「ねぇねぇ、前の保育園の時、みんなで、ボールしたり、オヤツ食べた時、、なんかー、お父さんもいたよね?」
と聞いてきた。
離婚を機に引っ越したので保育園を転園しているのですが、、
転園前の保育園(未満児クラスの時)の夏祭りのことを話している。。とすぐに分かりました。
その時、父親も一緒に参加して、いろんなゲームをしたり、おやつを食べたりしたのです。
驚く母。
次男はしっかり覚えていました。
私「お父さんのこと、思い出したの?」
次男「うんうん、いたよね?えーと、どうしてこの家にはいないの??」
不思議そうに聞く次男
私「うーん、あのね、お父さんとお母さんはバイバイしたんだよ。それで別々に住んでいるんだよ。だから、このお家にはいないんだよ」
次男「いやだー。お父さんにいてほしいー」
母「そうだね。でも、遠くにいるの。だから、離れているけれど、お母さんやばぁばやじいじ、ほかにも沢山次男のこと大好きな人が近くにいるんだよ」
次男「いやー、お母さんでもおばあちゃんでも、おじいちゃんでもなくて、お父さんがいてほしいのー」

母は何と言っていいか分からなくなりました。。「そうか、そうかー」といってギューと抱っこするしかありませんでした。
次男の気持ちを考えれば、そりゃそうだ。次男は『お父さん』を求めているのであって、
お母さんはお母さんだし、ばぁばやじぃじも祖父母であって父親ではないのだから。
いろいろな事情があり、面会はしておりません。
なので、やはり、子供にとっては理不尽だよな、、と悩みます。
でも、こればっかりは私がいくら考えても、相手あってのことなので、、どうしようもないですが、、。
私はやはり、母親として、次男の気持ちに寄り添う他ない。
次男が寂しく感じたものは感じたのだから、それを受け止め、寄り添い、答えられる範囲で気持ちに答えるしかない。
次男はその後、何事もなかったかのように、またいつものようにふざけてはしゃぎだしましたが、、
次男の心もいろいろ分かってきて、いろいろ感じているんだな、、
ごめんね。次男。
先日NHKの『あさイチ』でも親の離婚の経験談について特集されていました。
IMARU や、ユージ、イノッチなど親の離婚を経験した芸能人の意見が出ていました。
やはり、色々な寂しい思いや辛い気持ちも多く味わってきたようでした。だけど、そんな中でも成長につれ親の離婚について自分なりに受け入れて、前向きに乗り越えて来ているのが伝わりました。
今後、たとえ私が精一杯のことをやったとしても、きっと子供達はこれから沢山避けられない試練があるんだろう。
それを乗り越えていくのは子供達自身
母は無力だけど、少しでも子供の力になるように、母親としての愛情を注ぎ続けよう。子供達の気持ちに向き合っていこう。
そして、子供達の力を信じて見守っていこう。
改めて思う母です。