脳卒中当事者のカラダとココロのケア、社会とのツナガリを

脳卒中当事者のカラダとココロのケア、社会とのツナガリを

沖縄初のピアカウンセリングを用いた脳卒中当事者会を主催しています。
同じ境遇の者同士で話を聴き合い、自分の意志で変化・成長する場です。
心のバリアフリーステッカープロジェクトでは、外出を躊躇う方々の社会参加のきっかけづくりをしています。

ご訪問ありがとうございます虹

 

沖縄の理学療法士

島袋みちるです

 

私は沖縄で

脳卒中当事者会(患者会)

を主催しています

 

また

心のバリアフリーステッカー

を広める活動をしています。

 

今回は

8/11(日)に開催された

沖縄建築士会主催の
福祉のまちづくり部会セミナー

に関するご報告です。





建築士の方向けに

住宅改修・建築について

理学療法士の目線で伝えてほしい

というご依頼で

登壇させていただきました。

建築士さんだけでなく
一般の方や学生さんもご参加いただき
ありがとうございました。

 


セミナーでは
・介護保険での住宅改修の流れ
・我々療法士がどのように関わっているか
・実際の改修例

などのほかに

・住改を控えている方が知ると安心するであろう情報
(介護保険以外の支援制度や
   一旦全額払いが不要になる制度など)

についても紹介しました。

住改を控えている方は
突然障害を抱えて
ただでさえ

ご本人ご家族も混乱している中
これらの情報までたどり着けない
ことも多いですので

ぜひ改修を担う業者さんが把握し
依頼者に提供してほしい
と伝えました。

また
これまでの臨床経験や
祖母宅の住宅改修の経験から
“住改にはデメリットもある”
と学びました。

だからこそ
これから住宅を新築する際には
「最初から改修しなくていいつくり」
にすることが重要で
そのためのポイントを紹介しました。

最後に
住改の経験で学んだことを
自分自身のマイホーム建築に
どのように盛り込んだかを説明しました。



我が家は決して
広くもなければ
ハイデザインでもないけれど
生活動線は効率化されていて
過不足なく生活できます。

自分自身や家族が
いつなんどき
障害を持つかわからないし
介護が必要になる時期が
必ず訪れる

どんな時でも
安心して暮らせる我が家
にしたかった。



そしてそれは何も
大金をつぎ込んでしか
実現できないものではなく
現実的な予算でも
十分叶えられる
ことを知ってほしい

と伝えました。

 

参加者のご感想

・本日はありがとうございました。興味がありましたのであっという間の時間でした。ほとんどの方が将来を見据えてというよりは現在の住みやすさを重視し、望まれていると思いますが、将来のことも踏まえた提案も必要だと思いました。介護が必要な状態の方にもっと思いを寄せて改修を考えたいと思います。

・トイレの位置はやはり水回り関係でまとめられ、また個室の様に法規にも絡まないので、最後にとれる位置に置いています。寝室の近くにおいて、夜でも行きやすい、看護がしやすい位置に置けるのが一番いいと知ったので、これからはそれも心掛けたいと思います。
リフォームに税金の補助が使えるなども勉強になりました。今後は施主に提案していきます。

・沖縄職業能力開発大学校、住居環境科2年の○○です。今回、理学療法士の島袋さんの立場から建築について考えることができて良かったです。前回の三代さんの講演会では、車椅子利用者にとってどういうのが障害物なのかというのを聞くことができましたが、今回はどれだけお金をかけることなく、介護ができるのかを考えることができました。一番印象に残っていることが、普段使っている段差をなくしても安全とは言いきれないということです。安全に暮らせるようにするには、最初から建築士が福祉についての知識を持った上で設計することが大事なんだと気付かされました。今年、福祉住環境コーディネーターの資格を取ろうと前から思っていましたが、講演会を聞いてるうちにモチベーションに繋げることができました。忙しい中、講演会を開いて頂きありがとうございました。

・タイムス住宅新聞でこのセミナーを知り、個人で参加しました。建築士さんとのコラボなんて発想が素晴らしい。これからの家づくりについて楽しく学ばせていただきました。少しずつ歳を感じる年齢になって今後どういうことが起こるかを実感として考えることができました。福祉の面からもうかがえて勉強になりました。

・設計士の立場として、新築後の建物が家族の変化によってどのようにバリアが発生したか、あまり知る機会がないので、今回はいい勉強になりました。

 

嬉しいご感想いただき

本当にありがとうございますお願いキラキラ

今回の内容が
ご参加いただいた建築士さんと
その先にいる
住改を控えている方
新築を依頼する施主
の安心安全な住宅づくりに
活かされることを願います。

主催してくださった
沖縄建築士会の筒井昌美さん
貴重な機会をありがとうございましたおねがい

改修例としての紹介をご承諾いただいた
当事者様とそのご家族様にも
心より感謝申し上げますお願いキラキラ

最後までお読みいただき
ありがとうございましたハート

ご訪問ありがとうございます虹

 

沖縄の理学療法士

島袋みちるです

 

私は沖縄で

脳卒中当事者会(患者会)

を主催しています

 

また

心のバリアフリーステッカー

を広める活動をしています。

 

今回は

第10回オンライン脳卒中当事者会おきなわハイビスカス

の開催報告ですニコニコ



記念すべき第10回の当事者会は

4月28日に開催し

当事者6名、見学者2名

にご参加いただきました。

 

参加された皆様

ありがとうございました😊🙏

 

今回は具体的なテーマを設けずに

「誰かに聴いてほしいこと」

「今の気持ち(メンタル)」

について

お一人お一人

たっぷり時間を設けて

話していただきました。

 

お話を聴いていて

改めて感じたのは

 

人は誰でも、常に

“揺れ動く”感情を持っている

ということ。

 

同じ状況、症状でも

ポジティブにとらえられることもあれば

ネガティブになることもある

 

その浮き沈みは

一日の中で何度も起こり得ますよね。

 

はたから見ると誰もが

あの人は元気だ(元気になった)

ととらえたとしても

実は浮き沈みの中で

もがいていたりする。

 

そういうことを想像しながら

接することが大事だな

と感じました。

 

会の途中で

参加者のお1人が

ご自分の話をする前に

「皆さんの話を聴いているだけで

心も身体もほぐれていくのを感じて

あ、私ってこんなに疲れていたんだなと

気づきました」

とおっしゃったのが印象的でした。

 

精神的なケアには

誰かに話を聴いてもらうことが

ものすごく重要ですが

同じ境遇の仲間の話を聴くことも

自分自身をケアすることになるんだな

と感じ

「傾聴」の効果を再認識しました。

 

終了後にご協力いただいた

アンケート内容を共有いたします。

(掲載許可を得ています)

 

 

参加者のご感想

 

見学者のご感想


ご意見ご要望

 

見学にいらした理学療法士2名とも

初参加でしたが

感想からも

当事者の声を聴くことの大切さ

を感じていただけたのかな

と思います😌

 

社内のスタッフが

興味を示してくれて

嬉しかったです😊

 

 

心の内を吐き出して

気持ちが軽くなる方が

お1人でもいらっしゃれば

この会の存在意義があると思っています。

 

また開催する際には

ご案内いたしますので

今後ともよろしくお願いいたします🙇‍♀️

 

最後までお読みいただき

ありがとうございました❤️

ご訪問ありがとうございます虹

 

沖縄の理学療法士

島袋みちるです

 

私は沖縄で

脳卒中当事者会(患者会)

を主催しています

 

また

心のバリアフリーステッカー

を広める活動をしています。

 

今回は

経済面にまつわる情報

自動車税の減免制度

に関する情報提供です😊

 

 

皆さんのお手元に

自動車税の納税通知書は届きましたか?

我が家にも届きました😊

 

障害者手帳をお持ちの方のうち

定められた範囲に該当する方は

自動車税の減免を受けられる

ことはご存じでしょうか?

 

中には「知らずに払っていた」

とおっしゃる方もいるので

そんな方が一人でも減ってほしい

という願いを込めて

減免制度について

簡単にご紹介いたします。

 

以下の情報は

私の住む沖縄県が発行している

障害者手帳による自動車税減免のしおり

から抜粋しています。

 


要件や減免額は自治体により異なりますので

詳しくはお住いの自治体のHPで

一次情報を必ずご確認ください😊

 

―――

障害のある方本人またはご家族等が所有する自動車で一定の要件を満たす場合、申請により自動車税(種別割・環境性能割)を減免する制度を設けています。

 

減免の対象となる障がい者の範囲

全ての方が対象となるわけではなく、対象範囲が画像のように定められています。

今回は身体障がいの一部のみを抜粋しましたが、このほか、知的障がい、精神障がい、戦傷病者それぞれに範囲が定められています。

 

減免が受けられる自動車の範囲

障がい者本人が所有者である場合以外にも対象になる場合がありますので、画像をご確認ください。

 

減免額

なんと全額減免されます!

注意点として対象者一人につき1台までとなっています。

 

減免申請書の提出期限

自動車税(種別割・環境性能割)の減免申請を行う場合は、指定の申請書類等をそろえ、指定の提出先(自動車税事務所または県税事務所など)に提出する必要があります。 また、車検証が現住所になっていない場合は受付できませんので、ご注意ください。

 

※指定の申請書類の確認方法:しおりの4ページ

※関連申請様式:沖縄県HP

 

沖縄県の場合

令和6年度の申請期限は

令和6年5月31日まで

だそうです。

――――――

 

いかがでしたでしょうか?

皆さんは対象になっていましたか?

 

障がいのある生活では

身体的・精神的・社会経済的負担など

様々な負担を抱えてらっしゃると想像します。

 

障害者手帳により

受けられる減免制度を

もれなく利用していただき

経済的負担が

少しでも軽くなることを

願っています😌🙏

 

最後までお読みいただき

ありがとうございました❤️