中学受験 当たり前だけど受かった学校に入学できる
中学受験で受験を決めるときに当たり前ですが、優先度が変わる事柄があります。
受けたい学校を受けるのはいいと思います。
当たり前ですが、通えるのは受かった学校だけです。
受からないと入学できません。
何を当たり前のことをお思いでしょうが、なんでか受けたい学校を優先して日程組んでみたりするもんなんですよね。
すごくわかる、というか私もやっちゃってましたもん。
受けたい=行きたいというのもわかります。
一時は、御三家レベルを並べて入試日程組んだりして・・・
受からないと入学できないから、だったら受けようとなるのもわかります。
一歩引いてみることも必要です。
最後の模試を控えてる今だからこそ、あきらめたくない気持ちもわかる。
ここからは、『受かる可能性の高い学校はどこですか』に完全にシフトするべき時期です。
個人的にですが、初日午前に入れて後悔がないのは、C判定の学校まで。
それ以下は可能性が薄くなるばかりか、その後の選択肢を狭めかねません。
C判定は日程が前ほど体感B判定ぐらいになります。※もち子での経験
逆に後半だとC判定は体感D判定ぐらい。※もち子での経験
C判定までで受かる確率の高い行ってもいい学校で、一番高偏差値を1日目午前。
これが一番後悔が少ない気がします。
3日目以降に気持ちを整理するためにD判定ぐらいの学校はありだと思います。
E判定は、実際は合格無理です。スーパーレアケースを引き合いに可能性があるとか思わない方がいいです。赤本買って、合格最低点を余裕で超えているなら話は別ですが・・・。
なんでか、人は挑戦してみたくなったり、受けない後悔よりも落ちてもいいから受ける選択をしてしまいます。
自分には奇跡が舞い込んでくるんじゃないかというバイアスもかかったりします。
それぐらい追い込まれているってことですが。
3日目ぐらいまでは、挑戦D,E判定の学校は避けるべきだと思います。
行きたい気持ちが強くて、行ける可能性が高い学校の合格を多くとっておけば後から選べます。
受からないことには選べません。
なんでか、この視点が抜け落ちる。
ぶっちゃけ、合格が多いと入学後の気持ちにも自信がつきます。
偏差値、判定が全てではありませんが、最後の頃のデータは残酷なまでに正直なものです。
統計上のデータですから、確率は正直に出ます。
行きたいと思う学校の合格をたくさんつかんでください。
そして、選択できる状態で受験が終えられたら、幸せな受験だったと私は思います。
これについては、色々意見がわかれるところかと思います。もしくは、入学後にこの記事の内容がわかるかもしれません。
ただ、本当に伝えておきたいと思った内容でもあります。炎上する覚悟で書きましたが、現実を見て少しでも多くの選択肢を残してあげてください。