なぜ中高一貫性と一般公立組との差が出るのかのシンプルな理由と差をつけれないために 

 

長いタイトルになってしまいました。

 

各種データを見ていただければわかると思いますが、難関国公立、医学部は中高一貫校生が大勢を占めています。

 

なぜ、ここまで差が出るのか。

 

頭がいいから?

 

私は、そこは否定したい。

 

才能の差は多少ある場合もありますが、これだけの人数となるともっとデータ上のシンプルな原因があると考えています。

 

 

それは、小学生時代からの総勉強時間の差。

 

中学受験をする場合、一般的には3,000時間~4,000時間程度を勉強しています。

 

すでに、この時点で非中学受験組と差が出ます。

 

これだけやるのですから、全ての科目において中学範囲相当を小学生のうちにやってしまうわけです。

 

そして、中高一貫校に入ると課題の量が多くの学校では公立の比ではなくなります。

 

それは、進度が早いからです。

 

もち子の学校でも、1学期期末で中学範囲の証明問題を終えています。

 

そもそも数学に至っては、2科目に細分化され授業時間も公立と大きく異なります。

 

家庭学習のみならず、学校での学習時間そのものが大きく異なります。

 

中学範囲をほぼ終わった状態で、中学以降も同じようなペースで勉強し続けるわけです。

 

高校受験がないにも関わらず・・・

 

小学生時代の3,000時間~4,000時間の差はなかなか埋まりようがないというのが現実です。

 

ある意味、中高一貫校の子は、6年分を5年でやるというイメージですが私からすると小4から8年でやるという気がします。

 

なので、もし中学受験をしないけど離されたくないのであれば小学生からどんどん先取りしましょう。

 

ただ、実際受験という中学受験という目標がないという状態でモチベーションを保つのは苦しいのが実情かとおもいます。

 

おすすめは、検定試験を目安に学習が一番モチベーションを得やすいのではないでしょうか。

 

ただ、理、社は検定がこれといってないのが苦しいところではありますが。

 

とどのつまり、小学生時代の総勉強時間の差を縮め、先取りをすすめていけば中高一貫校生に一矢報いることが可能です。

 

中学受験なんて落ちてもいい。一貫校に通わなくてもいい。やることやれば勝てます。

 

私自身も、中学受験をして諸事情で公立中学に行きましたので・・・

 

中学受験というよりも、やった勉強が大事。

 

 

逆に、中学から巻き返しは、相手のペース以上の時間を費やさなければ苦しいです。

 

色々意見あるかと思いますが、勉強なんて時間やったもん勝ちですよ。(机に向かっているだけが勉強とは言いません。頭動かしている時間)

 

おギャーと産まれて円周角の定理を言える赤ちゃんなんて見たことありません。

 

知識を入れるのは成長過程です。

 

覚えが悪いからは言い訳です。

 

やりゃあいいんです、時間かければいいんです。

 

公立一本で現役難関は、努力の塊でしょう。

 

はたからみれば天才も家で努力しています。

 

目指す大学、学部に必要な位置から、総勉強時間を計算してみることを是非おすすめします。

 

それを、1日レベルまで落とし込めば何をするべきか見えてくるはずです。

 

偉そうなことを言いましたが、もち子にいつも言い聞かしていることを忘れないように書いております。

 

みなさん頑張りましょう。