塾なし受験はマイノリティー
中学受験といえば、通塾。
当たり前です。
それは分かっています。
ただ、色々な要因で通塾をしないという選択肢もあります。
はっきり言えるのは、塾なしはマイノリティー
学校の説明会や、諸々も通塾前提で話をされます。
個別相談なんかでも、お決まりのように『塾でお聞きになっているとは思いますが』という枕詞がしょっちゅう出てきます。
中学受験の算数は、通塾が前提みたいな作りですから。
中学受験は、塾産業に完全に組み込まれた世界なのです。
塾なしは、正直に言うとかなりのハンデかもしれません。
ただ、塾に行ったから良い結果になるかは別もの。
私自身も、中学受験の時はゴリゴリの通塾生。
塾のメリットもデメリットも体験しています。
メリットというべきか、塾の楽さも。
そもそも素人が、適切なカリキュラムを組むというのがなかなか無謀な挑戦です。
中堅以上は、もろもろの条件が整わないと塾なしは大苦戦というか、失敗する確率がかなり高い。
塾なし中学受験だから、塾を否定する気はなく、むしろ塾を肯定、いや賞賛したい。
塾無し中学受験の絶対条件は、子供のやる気があって、自学できること。
親がいくら素晴らしいカリキュラムを組んだとて、その絶対条件がなければ意味はなし。
なので、もし塾無し中学受験で中堅以上を目指されるなら、やる気があって自学できるかを確認して下さい。
そうでなければ、塾を頼りましょう。
そして、親は焦ってはいけません。焦っても子供の成績は向上しません。待つのです。ひたすらに待ちましょう。
間に合わないと焦っても、声をかけても、結果は悪化するだけです。
受験のプロでは、ありませんが絶対に言えることな気がします。
これから、中学受験を考えておられる方の目にとまったら是非感想を聞かせて下さい。
一言でもありがたいです。