塾無し中学受験を振り返って 

 

 

 

時間が経つと忘れてしまうかもしれないので、中学受験が終わった今の感想を。

 

※思ったことをパラパラと書くので読みにくいと思います。

 

(塾なしメリット)

 

5年途中と始めた時期が遅かったことでの大変さもありましたが、期間が短かったということで一気に駆け抜ける感覚でだれることが無かったのは良かった。

 

ただ、算数の単元を終わるまでは正直焦りが出てしまう。

 

正直、4年から塾に行ってない場合は、塾の中で落ちこぼれてしまうので塾なしの選択肢は良かったと思っている。

 

個別も考えたが、合わない先生に当たってしまった場合時間がもったいないと考え選択をしなかった。

 

ただでさえ時間がないのに、講師変更までの時間はかなりのロス。

 

移動時間の節約は、勉強時間の確保、体力の温存にとって良かった。

 

塾の他の子達とのクラス争いは、メリットの面もあるが、余計な神経をすり減らすデメリットもある。

 

目的は、受験時に問題を解けて合格すること。塾の椅子取りゲームに勝っても何にもならない。時に親が目に見える指標であるクラス分けに、一喜一憂、下手すると執着してしまう。

 

塾に行くと、同じ受験生、その親たちの真偽不明な情報が飛び交う。眉唾な情報も耳に入れば気になるのが人間。

 

子供のことを一番見てきたのは親、あたりまえだが上手くいけば阿吽の呼吸で、学習をすすめていける。※これが出来るかで、塾なしか、塾が考えた方がいいと個人的は思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

(塾なしデメリット)

 

情報収集を親が出来ないと、竹槍で飛行機を打ち落とすが如く無駄な受験になってしまうリスクがある。

 

子供が、自学出来ないと塾以上に無理。

 

子供のペースで出来るが、目安がつかみにくい。模試の予定単元を1つの目安としてもいいが、それをまともにすると演習量が不足して良い成績が出にくい。

 

複数の教材を組み合わせるコンサルティング能力が親に求められる。教材の見極めが命。

 

子供が孤独に闘えるタイプか。具体的なライバルがいない中での毎日の勉強。合格という目標だけをモチベーションとしていけるかが肝。

 

親が、確固たる自信を持って子供を指導していけるか。親の不安は、子供にすぐ伝わります。どの子供も敏感です。進んだ道に自信が持てないならやめる。

 

 

(やってきたこと)

 

一番大事なのは、子供の性格を熟知したうえでの学習計画。

 

大目標(どこに受かりたいか)

 

 

中目標・長期目標(いつまでに、どれぐらいの学力をつけるか)

 

 

小目標(1ヶ月以内にどういった学習をするか)

 

 

毎日の目標(1週間の計画⇒毎日の計画に落とし込み)

 

 

学習計画が無いと、私は指導できませんので学習計画の作成から始めました。

 

できた学習計画をまず子供に見せて話し合いをします。

 

子供がやらないと絵に描いた餅です。

 

ギリギリ達成できる毎日の目標設定が一番腕の見せ所かもしれません。

 

学習内容は、スパイラル形式。

 

本人の理解度に合わせて進んだり、戻ったり。

 

近いのは、個別指導形式かな。

 

学習計画は、単元ごとに作成したり、連休用に作成したりと色々と作成しました。

 

オーバースペックな学習をさせない分、基礎にかなりの時間を費やしています。

 

学習計画を作る上で感じたことは、必要な所に重点的にリソースが割けること。

 

これが、塾無しの最大のメリットかもしれません。

 

時間配分を自由にできる。(時間配分を間違えると自爆するので諸刃の剣でもあります)

 

模試で、得点がとれない箇所が出るとすぐに修正が可能です。

 

A子は、限りなく苦手と意識するものが少ない状態で中学受験を終了できました。

 

苦手という気持ちは、気持ちを圧迫します。モヤモヤとしたものをできる限り取り除いて本番に送り出してやることを目標にしてきました。

 

 

また、次の機会に書ききれなかったことを書ければと思いますが、この記事にニーズがあるのかな。ニーズがあれば細かい事や、使った教材なんかも書いて行きます。