M.Tさん(小1)がそろばんでやってくれました!
以下の様な問題で5分間に30点満点を出すことに成功しました。
これは単位時間に処理する数字の量で比較すると日商検定1級相当です。
これは当教室18人目の快挙です。
M.Tさんのそろばん経験は10ヶ月強。
もの凄い上達スピードです。
それを可能にしたものは?
はい、圧倒的な練習量です。
次のグラフはM.Tさんの先月までのS1CUPにおけるそろばんの点数と受講コマ数の推移です。
平均受講コマ数は月21コマを超えています。
さらに、夏休みなどには自宅練習もしていました。(こちら)
そんなM.Tさんも最近は壁にぶつかることが多くなっていました。
原因は大きく2つ。
まず、弾き方の悪い癖が付いてしまったこと。
例えば103 - 9 = のような時に10を取リ過ぎてしまう癖です。
M.Tさんは間違い直しに取り組む方ですが、それでも悪い癖が付いてしまうことがあるのです。
間違い直しにきちんと取り組まないメンバーなんてどうなっていることやら。。。
さらに、その付いてしまった癖を取るのに苦労しました。
どうしても合わない問題があるというので確認してみると、前に見つけたのと同じ悪い癖。
そう、一度ついた癖は簡単に取ることはできないのです。
過去記事:保護者会フォローアップ/間違いが多い場合への対応
次に、フォームの悪い癖が付いてしまったこと。
プリントを身体から離して置いてしまう癖が付いてしまったことです。
その距離はわずかなものですが、M.Tさんが小柄ということもあり、脇が空いてしまったり、身体を傾けたりと、フォームへの悪影響が出てしまっていました。
過去記事:距離感が大事
そんなM.Tさんですが、指慣らしをしっかり行い、プリントを常に近くに置くことを意識して臨んだ昨日1コマ目は覚醒したかのような出来でした。
フォームについては何も指摘する必要がなく、好記録を連発。
これは行くぞと思っている矢先の今回の快挙でした。
この時のフォームはまさに理想的。
余計な力が抜けて間違いが減りました。
プリントを動かす時間を取られても余りあるほどにスピードも上がりました。
この弾き方が常にできるのであれば、弾く力は教室トップクラスです。
しかし、そんな好調のM.Tさんにもいくつか注文したいことが。。。
注文1) 2コマ目の集中力
快挙を達成した次のコマもそうでしたが、最近2コマ連続で受講すると2コマ目は崩れています(^^;
集中力が切れて悪い癖が顔を出しています。
休憩時間にしっかりリフレッシュして、2コマ目もしっかり集中して臨んでもらいたいと思います。
注文2) 暗算力の強化
もともと暗算が得意だったM.Tさんですが、暗算の正解率が伸び悩む中、最近はすっかりそろばん中心になってしまいました。
そろばんで目標を達成した今、改めて暗算力強化に取り組んでもらいたいと思います。
注文3) 読みやすい数字
数字がかなり特徴的です(^^;
読みやすい数字を意識して書くように心がけてほしいと思います。
注文4) 九九
小1ですので慌てる必要はないのですが、2コマ目に気分転換にかけ算に取り組んだり、かけ暗算で暗算の桁幅を広げたりするためにも、
九九をしっかりできるようになってほしいと思います。
まあ色々と書きましたが、これをまとめると、、、
最大勢力である小1のWエースの一人として、さらに上に突き進んでくれることを期待しています!